ドS６人が鬱陶しい件について３

#story 3-22 ページ22

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もうすぐ使い物にならなくなりそうな足を引きずりながら


校舎から離れた隠れ家に向かう


私の癒し達のいる場所



そう………うさぎ小屋



ガチャッ



『やほ、元気してたか？』



相変わらず可愛い子達



『こんな格好でごめんな？ちょっと…休ませて』



もし誰が来ても入ってこれないように鍵をかける


小屋の隅っこにうずくまり、力を抜く


やっと一息…


そう安堵を実感した途端


張り詰めていた神経がボロボロと崩れていき、体の痛みが一気に襲ってくる


ズキズキ ズキズキ



『………』



大丈夫。耐えることは慣れてるから。


もう、さっきの事は忘れよう。


そう思っても、全身に染み付いたジュースの香りが全てをフラッシュバックさせる


シャワー室とか無いのかな…


そう考えてると、人の気配がした


ザッザッと地を荒く踏み、走ってる様子


正確な人数がわからないけど……1人…じゃない



…………もしかして、さっきの女子、？



ゾクッ『っ…』



やばい、この状況じゃ、もう腰は上がらない


鍵も閉めたし、気配を消せば通り過ぎるかな…



ダンッ！



ビクッ『っ…』



ドアを力強く叩かれ、体が大きく跳ねる


その振動で傷もまた疼く


絶対 合気道の女だ…



？)Aっ！！



ビクッ『っ…え？』



？)居るんだろっ！？開けろっ！！



この声………ころん…？



？)Aっ！！大丈夫ですかっ！？



るぅともいる



『っ…た、たすk…っ』



…元はと言えば、コイツらが私に絡んできたから…


もう…こんな思い、したく…ない………



『…うるさい…っ』



なのに………ダメだ、声が震える



こ)っ！A！！早く開k_『っ、うるさいっ！！』



違うじゃん。


コイツらが絡んできたのもそうだけど、あの女達が悪いんじゃん…？


え、でもあの女達はコイツらの影響？…で、…？


なんか、頭が回んない


私は…どうしたら良いんだよ



こ)え…ぁ、ごめん、でもお前が心配d_『心配しろなんて…っ、頼んでない』



勝手に口が動く


それになんでだろ、心臓が痛い



る)ちょ、A？どうs_『黙れ、もうっ…お前らと関わりたくない』



こ)は…？なにそれ、なんか言われたの？誰に？



る)大丈夫ですよ、A、僕達がついてますから



『それが…っ！！それがウザいって言ってんだよっ！！』



違う、こんなこと言いたい訳じゃない


ただ、この心のモヤモヤをどうにかしたいだけ



こ)…は、？



『もう…お前らと居たくないんだよ…』







こ)じゃあなんで「助けて」って言ったんだよ


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