12 ページ12
昨日は、色々準備したいからと薮と一緒に帰って行った大ちゃん。
約束の時間はお昼だけど、遅刻しないで来れるかな。
慧「…と、これでいいかな。」
すごく気合が入ってるわけじゃないけど、それなりに気持ちが上がってる。
みんなで遊ぶこと自体久しぶりだったから、わくわくしながら家を出た。
・
待ち合わせ場所にはもう既に光の姿。
慧「おはよ、早いね。」
光「おはよー、まあね！楽しみにしてたから」
んへへ、って光もまた子供っぽく笑う。
次に�睫擇�来て、集合時間ぴったりに薮が来た。
慧「…やっぱり遅いんだから。」
雄也「なになに、有岡くんいつも遅刻とかしちゃう感じ？」
慧「そう、高校ん時もいつも…」
宏太「伊野尾？どうした？」
慧「…っ、え、ううん。なんでもない。」
みんな不思議そうな顔をしてるけど、俺も正直不思議な感覚。
『ちょっと、大丈夫？！』
少し先で女の人の大きな声。
気になって見れば、見たことあるキャップ。
慧「…大ちゃん？」
宏太「ちょっと通してください」
駆け寄ると頭を抱えて子供みたいにしゃがみ込んでいる。
光「い、一旦移動しよ、」
大ちゃんをそっと立ち上がらせてその場から逃げるように移動した。
先程の違和感などすっかり忘れていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
カシスオレンジ(プロフ) - 空さん» 楽しみにしていただいていたのに、本当にごめんなさい。作者の都合によりお話の続きを書くことが難しくなってしまったため勝手ではありますが作品を削除することにしました。内容が思いついたらまた"忘却の彼方"のようなお話を書きたいと考えています。 (2021年10月27日 18時) (
レス) id: 64f54fb5df (このIDを非表示/違反報告)
空 - カシスオレンジ様の小説【忘却の彼方】観覧不可能になっているのですが、もしかして削除してしまったのですか？ いつも楽しみに拝見させていただいていたので、ちょっとだけ残念です…。 (2021年10月27日 14時) (レス) id: 1b6fb8d27d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：カシスオレンジ | 作成日時：2021年10月19日 15時
