【wrwrd】転校生は知らない【学パロ】 (ページ37)

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Aside

kn「やっぱなんか隠してるんやん。なんで信用できんねん。」

『でしたら近づかなければいいと思います。』

これ以上話すことはないと思い扉に手をかけ出て行く

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(結局ここに戻ってきてしまった…)

色んな感情が渦巻き、ろくに周りも見ずに着いた先はやはり倉庫横だった
なぜこんな所に設置したのかも分からないベンチには人が来ることもない

私は膝を抱えて、深く溜め息をついた

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どれぐらい時間が経っただろうか
気づいたら寝てしまっていたようで目を覚ます

天井は白く、私はベッドの上で横になっていた
どうやら保健室にいるらしい

zm「あ、起きてるやん。おはよ。」

ゾムがベッドに座っていて、横にある机には私の荷物が置いてあった

『おはよ…。』
zm「生徒会室でのこと気にしてんの？」

体を起こし黙っていると、ゾムはそっと頭に手を乗せて優しく撫でた

zm「ごめんな、あんなことなると思ってなかってん。」
『大丈夫。むしろ私の方こそごめんね。雰囲気悪くしちゃって…。』
zm「俺らは大丈夫やから気にせんといてな。今は昼前やし、そろそろ飯の時間なると思ってカバンごと持ってきといたで。教室戻りづらいやろ？」

『うん…ありがとう。

…私はもう大丈夫やしみんなの所戻りな？』

zm「もう話しかけるなって？」

ゾムとは友達でいたかった
けれどこれ以上迷惑はかけられない

『そのほうがいいよ。』