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侑李side




あれから公園で30分ほど遊び、2人は家に帰ってお昼寝

慧も大貴もすごい走り回ってたからぐっすり寝てるよ




涼「侑李紅茶飲む?」

侑「うん、ちゃんと甘いやつにしてね」

涼「はいはい」




キッチンにいる涼介に返事をすると、ふと壁に吊るしてあるカレンダーに目がいった

もう遅れて1ヶ月…か…




涼「…どうかした?」

侑「え?あ、なんでもない」

涼「なんだよ、隠し事か?」

侑「違うよ」




わざわざ涼介に言う事でもない

ただ女の子の日が1ヶ月遅れてるってだけで……いや、大事なことかな…




涼「考え事ですか」

侑「そうですよ」




紅茶が入ったコップを二つ持って、椅子に座った涼介


…まだ言わなくていいよね?明日産婦人科に行って診てもらおう

けど妊娠するような行為には心当たりしかないから…多分そうなのかな





_________夜






慧と大貴と一緒にお風呂に入り、ご飯も済ませると7時半頃になっていた

涼介も明日から仕事だから今日はゲームはしないらしい

まぁ、それはいいんだけどさっきからどうも吐き気が治らない




慧「まぁまぁ…?どっか、いたいいたい…?」

侑「…ん…?大丈夫だよ」




慧にも心配されるくらいに酷い顔をしているんだろう

涼介は大貴とテレビ見てるし、慧はお絵描きしてるし、言いにくい…

とかなんとか考えながらソファに横になった


ただの体調不良なのか、妊娠してるからなのか…


すると、この状態に気付いた涼介がこっちに来た




涼「侑李…?どーした?」

侑「…んー…気分悪いだけ…」

涼「はぁ…また1人で抱え込んでる。侑李の悪いとこだよ」




慣れた手つきで水やら体温計やらを持ってくる過保護な涼介




涼「いつから気分悪かったの?」

侑「さっきだよ、ほんとに…いきなり…」

涼「バカ、ちゃんと言ってよ」

侑「ごめん…」




つい我慢してしまう癖は自分でも分かっている

だけど頼るのが得意じゃなくて、いつもこうやって怒られてしまう


でも本気で怒ってるわけじゃないんだ




涼「おいで、甘えたいだろ今」

侑「なんで分かるの…」

涼「何年一緒にいると思ってんの」




ほら、くすって笑ってるから

それにこうやって涼介に抱きしめられると安心する

少し気分も良くなったかな…

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作者名:もっちぃ | 作成日時:2019年8月26日 0時

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