じゃんぷの元気印さんの体調不良。パート４

グデぱんだ様 リクエスト ページ29

ー 金田一side ー

金田一「ストーカー？」

ミス研の部室。佐木が、俺に相談があると言った。

あんまりこうやって佐木に相談されることは無いから、俺は聞くことに。

そうしたら、「最近誰かにつけられている気がする」と言う。

いわゆる、ストーカー。でも……

金田一「気にしすぎなんじゃねえか？(笑)」

それはさすがに、なぁ……？(笑)

佐木「でもっ……！」

金田一「いや、だってさ？ 美人の女性が〜とか、人気の芸能人が〜とかなら聞いたことあるけどさ。芸能人でもない、ただの男子高校生がストーカーって……(笑)」

佐木「それは、そうですけど……」

金田一「気のせいだって！ どうせ、猫とかじゃねえか？」

佐木「猫……」

金田一「そうそう。それか、たまたま佐木の家の近くに住んでる人が、同じ時間に帰ってるとか」

佐木「……そう、なんですかね」

金田一「そうだって！ もし何かされたってなったら、また俺に言えよ。まぁ、無いと思うけどな？(笑)」

佐木「……はい。ありがとうございます、先輩」

金田一「おうっ」

男子高校生がストーカーに遭うなんて、俺は聞いたことないし。

まぁ、佐木は可愛いとは思うよ？ うん。

でもさ、それは佐木の性格とかも知ってるからであって、知らない奴からすれば、他の男子高校生と変わらない。

だから、大丈夫だろ。そう、軽く考えていた。


……このとき、もっと気にしてやればよかったのかもしれない。

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