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有岡「はぁ、はぁ……」
行く途中も、大ちゃんは俺の背中で苦しそうに呼吸をしている。
八乙女「大ちゃん、しっかり。大丈夫だよ」
声をかけながら、医務室に到着。
ベットに寝かせて、冷やしたタオルを額に乗せた。
熱を測ると『38.6℃』と表示された。
こんな熱あるなら練習来んなよ！ ……って言いたいけど、言ったところで、この子の場合来ちゃうんだろうな。
八乙女「無理しちゃダメだよ、大ちゃん」
有岡「ん、ぅ……」
すると、大ちゃんがうっすらと目を開けた。目は潤んでいて、どこか虚ろだ。
八乙女「大ちゃん、分かる？」
有岡「……ひ、かるくん……？」
八乙女「うん。ここ、スタジオ内の医務室。大ちゃん倒れちゃったんだよ。覚えてる？」
有岡「……うん……ごめん……めいわく、かけて……」
大ちゃんの声はひどく弱っていた。
八乙女「バカ。熱があるなら、なんで言わないの。無理しちゃダメだよ」
有岡「……だって、せっかく、みんなで、あつまれるのに……」
八乙女「大ちゃんが倒れちゃ意味ないでしょうが、まったくもう」
有岡「……ごめんなさい」
しゅんとする大ちゃん。俺は、大ちゃんの頭をくしゃくしゃ撫でた。
有岡「ちょ、ひかるくん、やめて……」
八乙女「これからは、心配かけるかもとか、迷惑かもとか考えないで、何かあったら俺たちに相談する！ わかった？」
有岡「……はい」
八乙女「うん。じゃあ、あとはゆっくり休んでて」
有岡「……ありがとう、光くん」
八乙女「おうよ！」
大ちゃんは小さく笑うと、そのまま目を閉じた。
次の日には、すっかり元気になっていた。
ー おわり ー
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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すず(プロフ) - akayuri1130220さん» いつも読んでくださりありがとうございます！ 全然大丈夫です！ 書かせて頂きます！ (2020年3月16日 0時) (
レス) id: 4b72fd28c3 (このIDを非表示/違反報告)
akayuri1130220(プロフ) - 何個にもまたがってしまい、長々とすみません。ぜひ、よろしくお願い致します (2020年3月15日 21時) (レス) id: 036f6ab369 (このIDを非表示/違反報告)
akayuri1130220(プロフ) - 倒れて、知念くんに怪我をさせてしまいます。知念くんの怪我は、なんでもいいですが、結構重症な感じでお願いします。場所もどこでもいいです。病院への付き添いは山田くんでお願いします。責任を感じている有岡くんを、知念くんと山田くんが励ますシーンもお願いします (2020年3月15日 21時) (レス) id: 036f6ab369 (このIDを非表示/違反報告)
akayuri1130220(プロフ) - はじめまして、いつも読ませていただいております。リクエストです。ダンスのレッスン中に有岡くんが足首を捻挫してしまった話が読みたいです。そして、怪我したことを隠してみんなで踊っていると、痛みが増してバランスを崩してしまい、近くにいた知念くんを巻き込んで (2020年3月15日 21時) (レス) id: 036f6ab369 (このIDを非表示/違反報告)
すず(プロフ) - ぽにょさん» リクエストありがとうございます！書かせていただきます！ (2020年3月14日 12時) (レス) id: 4b72fd28c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すず | 作成日時：2020年3月11日 15時
