検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:8,544 hit

夏休みの過ごし方2 ページ5

「ただいまー」

あの後、まふまふさんから詳しい話を聞いた

「Aちゃんにやってもらう仕事の説明をするね。えっと、推理はもちろんするんだけどそれにプラスで、歌も歌ってもらう。仕事はこれだけかな、それと、うちの事務所は特殊で、学校の長期休暇のみの活動なんだ」

「長期休暇のみ…」

「あぁぁ!心配しないで、住み込みって言ったけど、シェアハウスみたいな感じだから普段から生活してもらって構わないよ」

「そうなんですか??」

「うん。じゃあ取り敢えず明日から実践しようか、ちなみに、親御さんには許可をもらってるから、必要最低限の荷物を明日は持ってきてね。荷物は後で届くから。」

「わ、わかりました」

「じゃ、また明日、裏門で」


.




.



.

こんなにうまく話って進むのか?

「まぁ。ここにいるより全然いいか」

「A夕飯できたよ」

人に許可もなく入ってきた母親を見つめ

私は下に降りた。


「いただきます」

今日は珍しくちゃんと作ったらしく普通のご飯だ

「あんた、あしたから寮の生活になるんでしょ?いやー、聞いた時はびっくりしたけど取り敢えず一人減るしいいかって思ってるから」

「あー、うん。」

彼女がAに興味が無いのは十も承知のこと。

今更過ぎて驚きもしない。

息がしずらいリビングをさっさと抜け出し

明日の準備をした。緊張なんて少しもない

明日からが楽しみだった。






プロローグ Fin

歌い手探偵始めました。→←夏休みの過ごし方



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
33人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , AtR , 探偵
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海梅 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/miumedesu  
作成日時:2017年7月30日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。