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8話 ページ8

そらるside

俺は、真冬と話した後に

さっきの客席まで行き、

床の片付けをする。

すると、近くにいた女が話しかけて来た

「彼方さん…!私のこと覚えてます?」

そ「え….っと、覚えてないです。すいません」

あえて、戸惑ったふりをし

口元に手をやる。

すると、周りにいた女たちは

「色っぽい」、「かっこいい」と、

うるさいくらいに、ざわめいた。

「残念です。じゃあ、覚えておいてください。」

その女は残念そうにしているが

正直覚える気もない。だけど、

営業中ということもあり。

そ「…わかりました」

と、少しだけ微笑んで見た。

客席から戻る時、また、女たちが

うるさいくらいに騒いでいた、

俺の親も、そうだった。所詮顔が良ければ

なんだっていいらしい。Aを除いた女は

そ「所詮…この程度で落ちる。」

9話→←7話


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聴きながら読むのにオススメ曲

フラジール(そらるluz)


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作者名:海梅 | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/miumedesu  
作成日時:2016年11月19日 22時

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