浮気癖夫を振り向かせるには尽くすより嫉妬させろ！！【うらたぬき】

浮気してます ページ50

渉side

A「ホントにありがとう」

隣で笑うAはほんとに嬉しそうで
買ってよかったと思う

「嬉しそうで何よりです」

A「わ、そんなに顔に出てた？」

「うん。すごい笑顔だった」

A「なんか恥ずかしい(笑)」

「あ、照れてる？」

A「照れてませーん」

彼女は照れ隠しなのかさっき買った袋で顔を隠していた

「もー、危ないよ。ほらっ…」

なんて言って彼女の手ひいてみるが
内心は付き合いたてのカップルの様にバックバクだ。悟られないように彼女がついてこられる範囲の
スピードで少しだけ歩いた。

A「あ、ちょっとだけ待って、私そこ見たい」

「いいよ、行こうか」

A「ありがとう」

Aは俺の照れ隠しに気づいているのか
そっと、手を握り返した
どうやら真っ赤なのは俺だけではなかったみたいで
彼女の頬はとても赤かった

「凄い、アンティークな感じだね…」

A「本当に、周りに合わないくらい古い感じのお店、でもそういうの好きかも」

「分からなくもないかな、とりあえず入ろっか」

A「そうだね」

何事も無かったように繋いだ手は離れたけれど、繋いでいた感触は残ったままだった

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どうも、海梅です！

気づいたら続編に行かないといけない状態になっていました！
てことで、(移行)します･:*+.(( °ω° ))/.:+
これからも浮気癖夫をお楽しみください

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