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＿
「梅野」
「…はい」
「ご飯行くよ」
「…」
「よし、ラーメン行こう」
お昼休み、梅野の荷物を持って事務所を出た。
「部長、私…。本当にごめんなさい」
「んもう大丈夫だって。どうにかなるから。ね?どれ食べたい?私が出すから好きな物食べていいよ」
「…超濃厚豚骨ラーメン大盛り味玉トッピング背脂多めで」
「いいセンスしてるじゃん。同じのにしよっと」
美味しいものを食べたら少しだけ梅野の笑顔が戻って、30代の体にはちょっとしんどくて後悔した背脂多めもどうだってよくなった。
そして午後からは集中して仕事をこなしているのを見てホッとした。
だけど彼女は人一倍責任感が強くて、私と一緒に残業すると言い出す。
私は目黒に彼女を託して退勤させた。
"今日遅くなりそうだからご飯先に食べてて。"
1人になった事務所でたつにチャットを送信する。
「…よし」
自分に気合いを入れ直してせっせと仕事を終わらせた。
気づいた時には20時を過ぎていて、凝り固まった首や肩をほぐした。
"お迎え来たよ。待ってるね。"
チャットを確認したら10分前くらいにたつからのメッセージ。
急いで会社を出た。
「たつ」
「遅くまでお疲れ様」
助手席に座ると甘い香りが車内に広がっていた。
「はい、キャラメルラテ」
「…ありがとう」
「忙しかったの?」
優しい声に鼻の奥がツンとして、小さく頷くことしかできなかった。
そしてそこから家に着くまでお互いに何も話さなかった。
「お腹すいたでしょ?オムライス作ろうか」
「…お弁当、温めて食べる」
「食べる時間なかった?」
「ううん。いろいろあって。お昼は梅野とラーメン食べに行ったの」
「そっかそっか」
たつが作ってくれた弁当をレンジで温めて、いただきますと小さく手を合わせた。
彼の作る料理は時間が経っても美味しい。
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涼-suzu-(プロフ) - mamemiyaさん» ぜひたっくんの頭よしよししてあげてください。きっと喜ぶと思います( *˙ω˙*)و ｸﾞｯ! 幸せをお届けできてよかったです！ (2023年3月20日 17時) (
レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - いくさん» こちらこそありがとうございます。どこまでもヒロインちゃん大好き甘々たつくんでした！ (2023年3月20日 17時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
mamemiya(プロフ) - ステキです！ふっかよく頑張った（どこ目線）と頭撫でたくなりました。とても幸せな気持ちになれました。 (2023年3月20日 11時) (レス) @page45 id: 8b0826854e (このIDを非表示/違反報告)
いく(プロフ) - ステキすぎるー！！！after storyです。ありがとうございます。 (2023年3月19日 22時) (レス) @page45 id: b9250881d5 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ayaさん» ありがとうございます！でろでろすぎて私の脳みそ溶けました〜(危) (2023年2月12日 23時) (レス) id: 6a2e5ac073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2023年2月3日 15時
