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＿
「強い…」
「言ったでしょ?2人で来たって無駄だって」
涼太先輩の彼女の座だけじゃなくゲームも勝ち取れないのか…。
「はぁー。叫びすぎて喉乾いた。飲み物取ってくるわ」
お兄ちゃんが部屋から出て2人になると途端に訪れる静寂。
どうしていいか分からず意味もなくコントローラーを触りまくる。
今までどうやって話してたっけ?
ふと涼太先輩が近づく気配がして顔をあげると私の髪をふんわりと触り始めた。
「…っ」
「すごいね、これ。どうやってるの?」
「…ゴムで何ヶ所か結んでほぐして、ました」
ジェスチャーをしながら伝えると渚ちゃん、だっけ?と興味深そうに髪に視線を落とす。
「可愛い」
可愛い…。
その言葉にキュンとしたけれどすぐに我に返る。
これは見返すために渚がしてくれたんだもん。
可愛いでしょ?振ったこと後悔した?
そのくらい思わなきゃ…いけない…。
「友達、たまにこうしてヘアアレンジしてくれるの?」
「してもらったのは初めてです。まあ、その…高校生活残り1年もないので、イメチェン?も、悪くないかなー…って」
「そっか。いいじゃん。たくさん楽しんで」
「…ありがとうございます」
涼太先輩は髪を触っていた手を下に落とすとまた浮上させてポンッと私の頭に乗せた。
「また可愛くした時、見せてね」
涼太先輩、ずるいよ。
その言い方も、愛おしそうな表情も。
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涼-suzu-(プロフ) - 村瀬さん» コメントありがとうございます！残り話数が少なかったので短いAfterStoryになってしまったのですがいかがでしたか…？次の作品もぜひ！楽しみにしていてください！(自分でハードルあげるタイプの人間) (2022年1月5日 21時) (
レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬(プロフ) - まさかこの小説の続きが見れるなんて…！！超感激です！！これからも涼さんの小説楽しみにしています。 (2022年1月5日 21時) (レス) @page50 id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ちゅん助さん» コメントありがとうございます。お兄ちゃんの視点からのお話も面白いかもしれませんね(¯ｖ¯)考えてみます！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - なおひとさん» こちらこそありがとうございました！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん助(プロフ) - ニヤニヤしながら読んでしまいました！！ハピエン最高です！！💓これ兄sideも読みたいです✨素敵な作品ありがとうございました😊✨ (2021年11月25日 10時) (レス) @page46 id: 25f5a7cb9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2021年11月13日 9時
