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なんて言ってくれたのはいいけど…
「いきなりこれはハードル高すぎな気がする」
お風呂から聞こえるシャワーの音。
でも浴びてるのは渚じゃなくて、涼太先輩。
ご飯を食べて片付けも終わったら渚が部屋から荷物を持ってお兄ちゃんたちの部屋に移動させる。
そして涼太先輩を追い出してこっちの部屋に押し込めたわけ。
「…はぁ」
ガチャと扉が開く音がしてソファーに三角座りして涼太先輩に借りたブランケットを頭から被る。
ペタペタと近づく足音、少し沈んだソファー。
遠慮がちにブランケットを捲られて、隙間から目が合う。
「…っ」
恥ずかしくてブランケットを被り直すとクスクスと笑う声。
「照れてるの?」
「照れますし…緊張しま、す」
お兄ちゃんと渚は付き合ってるからいいかもしれないけど私たちは付き合ってるわけじゃない。
「俺も、緊張してる」
予想外の返答に少しだけブランケットから顔を出した。
「…ねぇ、どうやって、寝よっか?」
ちょっとイタズラに笑う涼太先輩。
緊張してるなんて絶対嘘だ。
「どうやって…って、」
このソファーじゃ寝るには狭い。
床は次の日体が痛くなるに決まってる。
ていうかベッド以外の場所で寝るとして暖房があるにしてもこのブランケット1枚じゃ朝方絶対冷える。
グランピングだから寝袋とか布団とか持ってきてないし…。
ベッドに目を移す。
何回見てもベッドはひとつしかない。
「Aちゃんさえよければ…一緒に寝る?」
ゆっくりぎこちなく頷くと優しく頭を撫でられた。
「大丈夫、何もしないよ」
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涼-suzu-(プロフ) - 村瀬さん» コメントありがとうございます！残り話数が少なかったので短いAfterStoryになってしまったのですがいかがでしたか…？次の作品もぜひ！楽しみにしていてください！(自分でハードルあげるタイプの人間) (2022年1月5日 21時) (
レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
村瀬(プロフ) - まさかこの小説の続きが見れるなんて…！！超感激です！！これからも涼さんの小説楽しみにしています。 (2022年1月5日 21時) (レス) @page50 id: be3cd904b8 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - ちゅん助さん» コメントありがとうございます。お兄ちゃんの視点からのお話も面白いかもしれませんね(¯ｖ¯)考えてみます！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
涼-suzu-(プロフ) - なおひとさん» こちらこそありがとうございました！ (2021年11月25日 14時) (レス) id: e1cb7f51d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん助(プロフ) - ニヤニヤしながら読んでしまいました！！ハピエン最高です！！💓これ兄sideも読みたいです✨素敵な作品ありがとうございました😊✨ (2021年11月25日 10時) (レス) @page46 id: 25f5a7cb9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：涼-suzu-
| 作成日時：2021年11月13日 9時
