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174話 ページ31
獄寺｢無事だったのか。｣
と獄寺くんが駆け寄ってきた。
山本｢ああ、ヒバリが校内で死人だしたくねーって助けてくれた。｣
獄寺｢なっおまえもかよ。あいつオレ達に貸し作って何企んでんだ…？｣
不気味だ…と呟く獄寺くんに私がくすりと笑うと、
獄寺｢んで、宮本もか？｣
と、私の方を見てきた。
A｢ううん。私はなんとか自力で。｣
解毒方法を聞いて、バトルが始まった瞬間に壊したのだ。と言うと青ざめられた。
A｢そういえば、恭弥くんは？大丈夫なの？｣
山本｢ああ、あいつも相当やられてて動けそうにねえ。｣
獄寺｢ヒバリが…？｣
おおかた、ヴァリアーの嵐の人と戦って深手を負ったのだろう。毒が体を回っているのに何を無茶しているんだ。
山本｢リングは預かってきた。あと助けてねーのは誰だ？｣
獄寺｢アホ牛と芝生頭は無事だぜ。｣
私まだ誰も助けられてない…
A｢ということは、残るのは…｣
獄寺｢霧だ！｣
山本くんがハッとして、
山本｢あの娘か！｣
といった。
獄寺｢ああ…体育館だ!!｣
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作者名：a tear | 作成日時：2018年10月2日 20時
