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164話 ページ21
ベッドで横になっていると、チェルベッロさんが来た。
チェル｢本日は、守護者の皆様全員に集まって頂きます。｣
要件だけ伝えてさっさと部屋を出ていったけど。
カミラ｢Aさん、ご機嫌いかがですか？｣
A｢うん、大丈夫。だいぶ熱も下がったよ。｣
雲雀｢───A。｣
声の方に目をやると扉に凭れている恭弥くんがいた。
カミラ｢あら…それじゃあ私、お散歩してますわ。｣
そう言って気を利かせたカミラが居なくなった瞬間に、抱きしめてくる。
雲雀｢はぁ…泣きそうになってるし、熱はぶり返してるし、Aは本当に僕を困らせるのが好きだね。｣
A｢…心配、してくれたの？｣
私がそう恐る恐る聞くと
雲雀｢…悪い？｣
と返ってきた。まったく、恭弥くんは私を喜ばせるのが好きだね。
A｢ううん、ふふ。嬉しい…｣
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作者名：a tear | 作成日時：2018年10月2日 20時
