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156話 ページ13
何度見ない振りをしてもカタカタと体が震えてしまう。機械なんだから死ぬわけがないとわかっている筈なのに。
カミラ｢Aさん…｣
ここは、戦場だ。さっき笹川先輩が言っていた通り。だから私はなるべく弱いところは見せたくないのだ。昨日は結構弱いところを見せたけど…いや、あれは不可抗力。しょうがない。だって六道さんのあれはトラウマ級だもの。
カミラ｢あ、モスカさんが…｣
このぞわぞわ感やめて欲しい…苦しくて呼吸が出来ないし。私がよく分からないが泣きそうになっているのを見た恭弥くんの片眉がぴくりと動き、後で覚悟しろよとでも言うような顔で見られた。カミラ、私の骨は拾ってくれ…
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作者名：a tear | 作成日時：2018年10月2日 20時
