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重岡side
小瀧が食中毒になったのも、部屋で息詰まりそうになりながら吐いてたのもびっくりした。
喉に嘔吐物が詰まってるとあかんから、喉奥まで指を突っ込んで吐かせてやらないかんねん。
吸入したら少し楽になったらしく、Aと�陲舛磴鵑魯好織奪佞気鵑肇曠謄襪諒�へ説明しにいこう、と出ていった。
残ったのは神ちゃんと俺。
神山「のんちゃんキツそうやなぁ」
「小瀧、聞こえるか？」
小瀧「けほっ、……んん、」
「寝れる時に寝た方がええで、」
そういうと小瀧が手を伸ばしてくる。
「ん？どした？」
小瀧「…………手、ちょ、だい」
掠れた声でそんなこと言うから、ちょっと可愛く思えてしもうた(笑)
手を伸ばして、きゅっ、と握ってあげると嬉しそうな顔(笑)
神山「寒ない？ゆっくり寝なよ？」
小瀧「あ、と」
神ちゃんが布団の上からポンポン、と定期的に叩いてあげると、安心したのかゆっくり目を閉じた。
中間「うぉっ、大惨事やな」
桐山「おわ〜……めっちゃ吐いてもうてるやん、」
いつの間にか部屋に入ってきていた淳太と照史。それに流星もいる。
「さっき、仰向けやったからそのまま吐いてもうて、息詰まっててん」
中間「危ないやん、よかった、すぐ気づいて」
藤井「今は？熱とか」
神山「あ、そやそや、熱計らんとな」
神ちゃんがAの医療箱から体温計を探す。
淳太と照史は片そうとしてて、流星はじっと小瀧を見つめていた。
「流星？」
藤井「…………望、どっか痛むんか？」
「え？」
藤井「ん？なに？ごめん、もっかい言うて」
小瀧の方を見ると、いつの間にか目を開けていて、少し苦しそうやった。
流星が小瀧の顔に耳を近づける。
藤井「お腹、痛いんか。湯たんぽかなんか作ってくるな」
そう言って頭をポンポン撫でると、流星は湯たんぽを作りに出ていった。
桐山「さすがやな(笑)」
神山「のんちゃん、なんかあったら教えてな？キツいかも知らへんけど……」
"ごめん"そう口が動いたんやと思う。
中間「おん、まぁ今は寝ときや、な？」
小瀧の目は半分閉じかかっていたけど、キュッと手に力が入った。
「大丈夫や。どこにも行かへんから」
握りしめてあげたら、少し笑って。
．
「小瀧、ちょっとごめんな？トイレ行かせてくれ」
小瀧「……や、」
離してくれませんでした。
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colorful(プロフ) - 桃りんごさん» すごく嬉しいコメントありがとうございます！同じ話を別視点で書いているのですが、そのせいで1つのストーリーがめちゃくちゃ長くなってしまうのかなぁ…分かりにくいかなぁ…と思っていたところでした(笑)そう言ってくださって嬉しいです！ありがとうございます♪ (2020年1月5日 0時) (
レス) id: 81f85c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
桃りんご - めちゃめちゃ面白いです！表現が上手くて凄い分かりやすくて最高です(笑)これからも更新楽しみに待っています！ (2020年1月4日 19時) (レス) id: 0721983257 (このIDを非表示/違反報告)
colorful(プロフ) - ゆのさん» リクエストありがとうございます！了解です(´◇｀)設定等ご希望ありましたらいつでもお知らせください！ (2019年11月30日 8時) (レス) id: 81f85c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - 楽しみに読ませて頂いています！「ありがとうでいいから」のエピソードにあった照史くんの食中毒の時のお話が読みたいです。もしリクエスト大丈夫であればお時間ある時に書いて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします！ (2019年11月30日 7時) (レス) id: e3fbf7b6ee (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - colorfulさん» ありがとうございます！ (2019年9月24日 7時) (レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miracle | 作成日時：2019年8月3日 0時
