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桐山side




「……ん、、」



「お、崇裕起きた?おはよぉ」



「おはよ…」



「お粥作ろうと思うねんけど、食べるか?」



「ん……」




熱でぽーっとしてる崇裕を起こしてあげて、背中を壁に付ける。


「作ってくるから待っててな?」


「一緒……いく、」


「んもぉ、しゃあーないなぁ(笑)」



どうやら下に一緒に行きたいらしく、お姫様抱っこして下へ。



ソファに下ろしてあげて、冷えピタを貼った。



「つめた……」


「気持ちいやろ?」


「ん、」



キッチンに戻ってお粥を作っていると、ぐでっと落ちた腕。



「寝たか(笑)」



1度火を止めて、腕を上げてあげた。



顔を赤くしてキツそうやけど、吐き気はないらしく。



インフルエンザって体がだるくなるからなぁ、それってキツいねんな。



早く菌がいなくなってくれればええんやけど。



「崇裕〜、出来たで、」


「ん……、ん?」


「お粥。出来たで、食べれるか?」


「食べる、」



ゆっくり起き上がって、ソファの背もたれにだらーん。



「自分で食べれるか?」


「ん……」


「熱いから気いつけてな」



お粥を渡すと、ふぅーっ、ふぅーっ、ってして食べてる(笑)



俺はブランケットを持ってきてあげて、膝にかけた。



「うまいか?」



「ん、うまい、」



目を細めて笑う崇裕は、ほんまにダウンしてる感じで。



「どうする?ここおるか?」


「そーする……」


「じゃあ、冷房付いてるからマスク付けよな?」


「はぁい……」




なんか幼稚園の先生と園児みたいやな(笑)



「ん、ごちそーさん?」


「ごちそーさま、」


「結構食べれたやん、偉い偉い」



食器を下げてると、メールの着信音。


「崇裕ー、淳太くんから要る物は?って。なんか欲しいもんある?」


「……ぜりー、」


「ゼリーな、了解。もうすぐ淳太くん帰ってくるって」


「そっかぁ…」



ゼリーと、冷えピタと、そこら辺お願い


って淳太くんには返信して、崇裕のお腹をポンポンと叩く。



「寝れるなら寝てまい?」


「ん〜……」



暫くすると、俺の肩に頭が乗ってきた。



なんかちょっと可愛ええな(笑)



「ただいま〜」


「あ、おかえり淳太くん…(笑)」


「寝とるやん(笑) 熱は?何度?」


「38.6…。」


「ん〜…下がってくれると良いんやけどなぁ」


「今寝たばっかりやから…どうする?」


「まぁ照史はそのままで(笑)」


「はぁい(笑)」



淳太くんと動画みて過ごしました(笑)

・→←お願い 紫



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colorful(プロフ) - 桃りんごさん» すごく嬉しいコメントありがとうございます!同じ話を別視点で書いているのですが、そのせいで1つのストーリーがめちゃくちゃ長くなってしまうのかなぁ…分かりにくいかなぁ…と思っていたところでした(笑)そう言ってくださって嬉しいです!ありがとうございます♪ (2020年1月5日 0時) (レス) id: 81f85c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
桃りんご - めちゃめちゃ面白いです!表現が上手くて凄い分かりやすくて最高です(笑)これからも更新楽しみに待っています! (2020年1月4日 19時) (レス) id: 0721983257 (このIDを非表示/違反報告)
colorful(プロフ) - ゆのさん» リクエストありがとうございます!了解です(´◇`)設定等ご希望ありましたらいつでもお知らせください! (2019年11月30日 8時) (レス) id: 81f85c10a3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆの - 楽しみに読ませて頂いています!「ありがとうでいいから」のエピソードにあった照史くんの食中毒の時のお話が読みたいです。もしリクエスト大丈夫であればお時間ある時に書いて頂けたら嬉しいです。よろしくお願いします! (2019年11月30日 7時) (レス) id: e3fbf7b6ee (このIDを非表示/違反報告)
M(プロフ) - colorfulさん» ありがとうございます! (2019年9月24日 7時) (レス) id: 8b470e4b3f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:miracle | 作成日時:2019年8月3日 0時

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