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【7話】
「お疲れ様でしたー」
バイト終わり、お店を出ると
壁にもたれている匠海
匠海「おつかれ」
「ほんとに待ってたの？」
匠海「いいじゃん」
「いいよ、、//」
お互いに照れながら、公園まで。
ベンチに座ると
匠海はカバンからポッキーをおもむろに食べだして、
そして深呼吸した。
匠海「11日、映画とか、、、、どう？//」
「11日？」
匠海「そう、ポッキーの日」
「いいけど、、」
匠海「知ってる？
今年のポッキーの日は、好きな人と思い出を作る日なんだよ」
えっ、、、、/////
と固まっていると
匠海「じゃ、シフトの休み希望
ちゃんと出せよ！」
そういって自転車に乗って颯爽と去っていった。
＼ポッキー買って、甘くなれ／
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【8話】
それから、デートの日に向けて
ひたすらに努力をするAの日常が流れる。
お菓子は一日ポッキーを一袋だけ。
そして、久しぶりにシフトが匠海と被ると
すれ違いざまにこそっと
匠海「お前、来週のデート
気合入ってんだろ(笑)」
そう言われた。
「は？///
ちがうし！」
私がそういうと
小悪魔みたいに笑いながら、指を口に近づけて「シーーーっ」なんて言ってくる
＼ポッキー買って、甘くなれ／
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【9話】
デート当日、
映画中はポッキーを二人でわけっこする。
手がたまにあたって
お互いに緊張。
映画終わりは、その映画の話題で持ち切りだ。
人ごみの中、
私は勇気を出して匠海の手を握る。
匠海「/////」
「はぐれたくないから」
＼ポッキー買って、甘くなれ／
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
【最終話】
とうとうお別れの時間
家まで送ってくれたシーンからスタートする。
「今日はありがとう」
匠海「こっちこそ。」
離れたくないのがバレバレだよ。
そんな姿を見て、好きって言いたくなる。
「もう、いいかな」
言おう。そう決めた。
今なら言えるってわかる
匠海「まって」
え？そう思ってると
おでこにチュッとキスされる。
匠海「今日はこれだけ。これだけにする。
来月、また休み合わせない？」
＼ポッキーを買って、甘くしよう／
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作者名：すの担的ライター | 作成日時：2020年10月25日 23時
