検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:39,706 hit

✐08 ページ10

ジェルside


怯えながらもその子が俺を信じてくれたことが


何よりも嬉しかった


抱っこお願いしてくるとか可愛すぎるやろ、、、



その子を抱っこすると

思った以上に軽かった。



また、目線が同じになって顔がよく見える

めっちゃ可愛い顔しとるやんけ、、、


抱っこしていると

さっきまで気づかなかった、足にある


大きな痣__


他にも小さい体に痛々しい傷が刻まれていた



こんなにも大人という存在に傷つけられていたのに、、


身体的にも、心にも傷があるはずなのに、、、




俺を信じてくれたの?




心の傷なんてそう簡単には消えない。



配信者である限り

心無い言葉を沢山言われてきた俺には

痛いほどわかる。



この子はこんなにも幼くして

心にも傷を負ってきた。


ここにはそんな経験をしてきた子が沢山いるんだと思うと、悔しくて、悲しくて、、、


俺には何も出来ない無力さを

ただただ感じただけだった。











しばらくこの子を抱っこしながら
他の子たちと話していると


規則正しい寝息が聞こえてきた


腕の中を見てみると

俺の服を小さな手でぎゅっと掴んで寝ている


可愛すぎやで、、、


璃「あれ?Aちゃん寝ちゃったのかな?」


Aちゃんって言うんや、


ジ「あっ、なんやかんやずっと中にいちゃってすみません、、、」


璃「いえいえ!みんな楽しそうにしていたので良かったです!特にAちゃん!今日ここに来たばっかりの子で、色々と不安もあったんですけど、直人さんとの姿見て安心しましたw」

ジ「ありがとうございます、w」

璃「あのっ、、直人さんは里親とかって興味あったりします、?」

ジ「えっ、?」

璃「あっ、もし、もしですよ??直人さんがいいのであれば、里親になるっていうのもいいのでは無いかなと思いまして、、、」

ジ「えーっと、、、少し考えさせてくれませんかね、?」

璃「あっ、全然大丈夫ですよ!あと、強制では無いので嫌だったら断っても大丈夫です、!」

ジ「はい、!」











これは簡単に俺が決めていいことでは無い。


1つの命を預かるということやから


1人の判断で決めてはいけないことくらい分かってる


もちろんすとぷりにも影響は出ると思うし


個人の活動にも響くと思う。




その日の夜


俺は色んなことを沢山沢山考えた。














_俺は君を"守りたい"って思っちゃダメなんかな?_











メンバーにも明日相談してみようかな。

✐09→←✐07



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (130 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
361人がお気に入り
設定タグ:stxxx , stym , 橙色
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

いちごぱふぇ。(プロフ) - 初コメ失礼します!無理しない程度に更新頑張って下さい。続きが楽しみです! (12月19日 17時) (レス) id: 3e82b3abfb (このIDを非表示/違反報告)
雪那 - 更新ありがとうございます!マジで神だああああ可愛いいいいいい無理しないでください!首をキリンよりも長くして待っておきます! (7月24日 21時) (レス) @page27 id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅ☆まろ。紫月まろ。(プロフ) - 続き待ってます! (7月12日 20時) (レス) id: 387b4d631c (このIDを非表示/違反報告)
雪那【あきりす】【レモりす】 - だあああ更新ありがとうございます!マジで神っすね・・・!無理せず更新ふぁいとです(*´▽`*) (2023年2月13日 21時) (レス) @page23 id: 956d4fad93 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - すごく面白いです!テスト頑張って下さい! (2022年9月27日 12時) (レス) @page23 id: 9ae5a91f89 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カプチーノ | 作成日時:2022年2月10日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。