俺がパパになるなんて､､､【橙】

✐０７ ページ9

Aside



璃花さんに手を引かれてやってきたのは


よく分からない場所


『ここ、どこ、、？』


璃「ここはね、お友達が沢山いてね、いっぱい遊べるの！」


『そーなんだぁ、、』


前までは楽しみにしてたけど、


お友達､､､作れるかな､､､



ｶﾞﾗｶﾞﾗ



教室に入ると沢山の子と目が合う


璃「みんなー！今日は新しいお友達が来てるの！自己紹介できる、？」


『えっと、、Aっていいますっ、よろしくお願いしますっ、、！』


璃「はいっ！ということでみんな仲良くするのよ？」


「「はぁーい！」」


璃「じゃあ、遊んでおいで！私は外にいるからね！」


璃花お姉さんはそう言うとみんなと一緒に外に出ていってしまった


お人形を持った私と同い年くらいの子と目が合った

勇気を振り絞って

『一緒に､､､あそぼ、、？』


って言ってみたけど



少女「やだっ！あっちいって！」

『ごっ、ごめんなさいっ、、』


どこにも行く場所なんて無くて部屋の隅に向かう


『ｳｯ､､､ｸﾞｽｯ､､､』


ここで泣いちゃだめっ！

我慢するのっ！


しばらく1人でうずくまっていると


璃花お姉さんが男の人を連れてきた


その人は他のお友達と仲良くなってて､､､


とっても優しそうだけど男の人ってだけで


怖くなってしまう







・






1人震えながらうずくまっていた。








・







すると、


男の人が私の前に来て


？「どないしたん？」


ってにこにこしながら言ってきた


『ﾋｯ､､､､､､』


？「ご、ごめんごめんっ！俺は直人って言うんや！仲良くしてくれへん、？」

その言葉と同時に手を出してきた


恐る恐る手を伸ばしてみる


ｷﾞｭｯ


私の手の何倍も大きな手でびっくりしたけど

なんか安心して


この人になら甘えていいのかな､､､


他のお友達もらこの人にいっぱいなでなでして
もらってたし､､､


信じていいのかな､､､




んー、、。



抱っこしてもらいたい､､､



『だっ、、、、こ、、』


ジ「ふふっ、可愛ええなぁwおいで？」

そう言いながら手を広げてくる



その人の腕の中にすっぽり入ると


ｷﾞｭｯ


ひょいと目線が高くなった


それと同時にその人の顔が近くなった




最初は緊張したけど



その人の笑顔はとっても安心した。




その人は私を抱っこしながらも

他のお友達とお話していてる







さっき泣いたのもあって疲れ果てていたので


その人に身を任せて


眠りに落ちた。

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