友人の遺言通りに救う側の人間になります。

23話 ページ24

安吾捜索で色々なところに向かった。




今は作と安吾の家に向かっている。


確かにここで


ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ


『あ、俺の携帯だ…悪い先行っててくれ』


電話が鳴って



『はい檀です』



《……》



『？』


後ろから


ﾊﾟｷｰﾝｯ


？「ほぅ…隠し刃物か…」



身軽な男が俺を襲ってくるんだっけな…


『誰だお前…』


？「腕はいいな…異能力者か？」



『お前がそれを知ってどうする』


懐から拳銃を取り出し先を向ける。


？「……ミミック聞いたことあるか？」


男は刃物を下ろしそういった。

ミミック…確か…作が殺された…


『知らん』



？「…私はミミックの首相の右腕の
チソ・クラーティス」


深く被ったフードをチソは外した。


チソ「私と本気で戦えダンカズオ！」


俺の名前を言いそう叫ぶ。

この情報は確か、安吾が流してた…だっけ？


『何故本気でやらなくてはならない
俺にメリットなんてないだろ』


チソ「私には…私達にはある！！！」


『知らんな俺には関係のないことだ
他を当たれ』


チソ「何故だ！！！」


『何度も言わせるな』


チソ「っ…」


チソは片腕をあげた。


チソ「殘念だよ…カズオ」


それは狙撃手への合図だった。


ﾊﾟﾝｯ!!!!


『っ…！！！』


俺は右肩を撃たれた。


チソ「貴方ほどの人間が何故本気で戦わないのか…
私には理解ができない
こんなにも私は…死にたいのに」


『死にたいならさっさと死ねよ！！！！！！っ…』



それで、確か…

俺はここで意識を…

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