友人の遺言通りに救う側の人間になります。

12話 ページ13

あれ以来、降谷、諸伏、松田、萩原、そして伊達とつるむようになった。



聞いてて話が飽きないしな




降谷「悪い松田…そっちのチリトリ貸してくれ！」



松田「おうよ！その代わり後でちゃんと…返してく零(レイ)」


降谷「つまらん2点！」



松田と降谷もあんなに睨み合ってたのに凄く仲良くなったし…


諸伏「カズ？どうかしたのか？」


『あー…なんでもないよ諸伏
ただ…降谷も松田も…仲よくなったよなーって』


諸伏「確かに…すっかり仲良しになっちゃったなぁ
あの2人…」


萩原「陣平ちゃんの親友の俺にとしては
ちと、ジェラっちまうねぇ…」


あ、そっか…


『諸伏は降谷と幼馴染で
萩原は松田と幼馴染だもんな…』


俺は伊達と中、高と同じ学校同じだったし…
あ、あと大学もだな
幼馴染ではないけれど
よく中、高で「お前等幼馴染かなにかなのか？」って聞かれたことがあった。




そういえば…太宰は…


大丈夫だろうか…


萩原「一雄ちゃん？」


『え、あ、すまんどうかした？』


諸伏「大丈夫か…？さっきからボーっとしてるけど…」


『HAHA！すまんすまん！』



太宰のことだ。
きっと大丈夫だと思うけど…





けど、





アイツは…





俺にとって




否、




俺達にとって






まだ子どもだ。





マフィアを抜けて……





ふと空を見上げた。






うざったいほど…






青すぎる空だなぁ…

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