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*26話 ページ26

「あ、そらるさんとの打ち合わせ終わりました?」

まふまふさんが、ひょこっと壁から顔を出した。

『はい。そら…彼方さんが今準備しに行ってます。』

「知ってますよ、さっきすれ違ったので。

…にしても、そらるさんのこと彼方さんって呼ぶようになったんですね。」

『…ええ、まあ。
コラボするし、仲良くなりたかったので。』

「じゃあ、僕ともタメにしませんか?

いや、しよう!!」

『あっはい。』


意外とまふまふさんって何を考えてるのか分かりにくい。

「Aちゃんって呼ぶ!

僕のことは真冬って呼んで!」


『分か…った。真冬さん。』

あくまでも年上なので、彼方さんも真冬さんも、仲良くなるまではさん付けしておこう。


「じゃあ、そらるさんが来るまで僕達もコラボの話し合いしとこっか。」


『了解。なんか歌いたいのある?』

「Aちゃんは歌いたいのある?」

『いえ、特には。』

「じゃあ東京サマーセッション歌お!」


サマーセッションかぁ、と思わず口元が上がる。
良いよね、ハニワ。

『良いよ、歌お。』



「へへ、遂にしぃたけさんとお付き合い…」

『いや違うから』


なんかこの人現実と曲がごっちゃになってない!?

「あ、どうせならネタとか入れてみる?」

『ネタかぁ、』



ネタは苦手って人居るからなぁ、
それに私には難易度が高い。難しそう。


それが顔に出ていたのか、
まふまふさんが「じゃあさ、」と言った。


「こういうのはどう?


男女逆転。」

『男女逆転…?』

「そう。

女子のパートを僕、まふまふが。
男子のパートをAちゃん…しぃたけが歌う

…っていうのはどうかな?」

『…なるほど。凄い、面白そう。』


そしたら真冬さんが高音出して、
私はどちらかというと低音ってことになるよね。


…楽しそう。



「じゃあ決定ね。
どうする?今日歌撮る?」


『いや、別の日でお願いします。
低音の練習したい。』


私はどちらかというと高音系の歌い手だと思う。
真冬さんの曲も普通に出るし。

だから低めの音を綺麗に出す練習をしておきたい。





こうして無事、2人とのコラボが決定したのである。




**********

東京サマーセッションそんなに低くないということに気がついてしまった(

*27話→←*25話



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千風凛(プロフ) - 茉莉さん» 優しくないっすw (2019年7月15日 18時) (レス) id: 1e7a2b862f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 千風凛さん» ありがとうございます(T^T)優しいです、、、 (2019年7月15日 16時) (レス) id: 297d89d9f6 (このIDを非表示/違反報告)
千風凛(プロフ) - 茉莉さん» www無理したらだめですよ (2019年7月1日 7時) (レス) id: 1e7a2b862f (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - ふらわぁさん» リプ遅れてごめんなさい!コメントありがとうございます!頑張ります! (2019年7月1日 7時) (レス) id: 570bf2a7a1 (このIDを非表示/違反報告)
茉莉(プロフ) - 千風凛さん» めっちゃリプ遅れてごめんなさい!ごめんなさい、思ったより忙しくて、、、合作出来ないです。 (2019年7月1日 7時) (レス) id: 570bf2a7a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茉莉 | 作成日時:2019年3月14日 17時

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