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・二学期・ ページ2

___…


「おはよー」

倉橋「おはよ〜!」


今日から二学期。
今学期中にセンセイを殺すつもりだったけど、近頃、それだと面白くないかなと思い始めた。
E組とセンセイの信頼関係が完全に出来上がった頃…3月に生徒の前で殺す。そちらの方が生徒達の絶望に染まる顔が見ものだ。
ま、1度二学期中に死なない程度に試すけど


業「Aちゃん、おはよー」

「はよー」


意外とカルマの感じを見ると引きずってないように感じる。それなら良かった。変に引きずられて、付きまとわれるのも嫌だったし


殺「おはようございます。HRを始めますが、今日は転校生がいるので発砲はなしです。日直の方は号令を」


転校生という名の中也ね(笑)


殺「中也さん、入ってきてください」

中也「今日から宜しくな」

「ぶふぉwwww」

中也「…おい、A。何笑ってんだよ」

「ごwめwんw」

中也「全然反省してねェだろ」

「そんな事ないよw」


いや、だって中也の制服違和感無さすぎるw
さすがに22だから制服キツいかなぁと思ってたけど意外とwww


業「中也さーん、制服似合ってるねw」

中也「おい、カルマ。手前も笑ってねぇか」

業「だって、22でそこまで制服似合う人見たことないからw」

「同意見でーすw」

中也「よし、手前等後で表出ろ」


夏休み中殆ど会ってたからか、二人ともどこか雰囲気が親戚の様にも見えなくも無い。


殺「では、中也さんはAさんの隣で…黒板見えますか?」

中也「見えるわ!」


センセイまで弄ってるw
面白い学期になるかもね


この後、始業式で竹林がE組抜けるとかで騒動が起きたけど、三日後無事終結。竹林は結局、E組に戻ってきた。


「この学期は波乱がどんどん起きるかもね」

中也「そうなのか?」

「うん、予想では」


今は中也の車の中で煙草を吸いながら資料を読む。そろそろ彼奴が動き始めても可笑しくない。
正直…彼奴は嫌いだ。センセイの名前から全てを横取りした彼奴。センセイを裏切った彼奴。
絶対に許さない。だから、彼奴が姿を表した時…後悔させてやろう。


「ふふ…彼奴はいつ姿を表すかなあ」


資料に貼られている顔写真。それは、私の元相棒の姿。同じ殺し屋から技術を学び、同じ殺し屋から育てられた_彼。
私の方が少し先にセンセイの元を卒業したけど…その後此奴がセンセイを裏切った。


「2代目_悪いけど、その呼び名。私が奪うからね」


8年ぶり_元相棒は今や…敵だ
だから容赦しない。本気で殺す。例え…この身が滅びてでも

・2代目・→←・肝試し・



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作者名:Maya☆ | 作成日時:2019年8月26日 21時

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