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エピソード3 ページ5

その2時間後、あえなく絶句することになった。行き先を間違えた訳では無い、さっき「少なくなってきた」と言ったように、目的地は上京する前住んでいた所で、上京する際にある適度切符を買い溜めておいたのだ。だから、最初に正しい列車に乗ってしまえば、真反対の、ましてや都市開発が進んだ所と、静かな田舎の駅で間違えるはずが無い。だが、都会に長らくいたため、重要な事を見落としていた。

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作者名:雪兎 | 作成日時:2020年3月26日 23時

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