占いツクール
検索窓
今日:20 hit、昨日:5 hit、合計:1,230 hit

第十五話 破壊 ページ16

地面から赤いローブを被ったユーグスタクトの使者達が現れ二人の身体を拘束した

「・・・気をつけなさい。あそこはユーグスタクト様でさえ危険な場所です」

「ユーグスタクトの魔女を嘗めるなよ、人間」

男の警告を無視してアストリッドは駆け足で奥に向かう

気配をたどり地下に降りる



人間共を使者に任せ気配を辿り奥へと足を進める

「ママの欠片。もうすぐ会える。また、ママに会える・・・そしたら私は・・・」

一番奥の書斎らしき部屋からさらに下に続く階段を見つけ降りてみる
階段を一段一段降りるたび気配は強くなっていく。
どうやらここの下で間違いないようだ
階段を降りるとすぐにそこそこ広い部屋に辿り着いた

「・・・・・・え・・・?」

目の前に広がる光景に驚きのあまり間抜けな声を出す。
部屋の中心にはクリスタルの柱。そこから床に伸びるのは複雑に描かれた魔法陣。
それよりも、何よりも驚いたのは既に破壊されたあとだったことだ

「どう・・・して・・・?」

階段を降りている時までは確実にあった気配も消えている

「なんでっ!?なんで!?確かにここにあった!うんん、さっきまではあったのに!」

クリスタルの柱に駆け寄り掌を当て魔力を流すがもうなにも感じない
焦りだけが募りまともに思考が回らない

「・・・おや、可愛いらしい魔女さんではないですか」

「!?」

声の方向に顔を向けると中性的な顔立ちをした青年が立っていた。
エルトリアでは珍しい上質そうな生地をふんだんに使ったスーツを着た青年はアストリッドを品定めするかのように頭のてっぺんからつま先の先までじろじろ見つめた後にっこりと笑った。

「こんなに可愛らしい魔女さんに会えるとは思ってもいませんでしたよ」

青年の爽やかな笑顔は逆に恐ろしく感じさせる。
しかし今のアストリッドにはどうでもよかった。
そんなことよりもアストリッドの驚きは男が手に持つ物についてだった

「封印石のかけら・・・・・どうしてあなたが・・・・」

呆然と呟く

「魔女の魂、それもユーグスタクトの魂はそれだけで価値があります。これを使えばありとあらゆることが可能になり、」

「ッ!!!」

言葉の途中で砲弾が青年を襲った

「そんなことはどうでもいい!人間の分際で!その汚らわしい手でママの魂に触れるなっ!!」

第十六話 ルネット・ラザフォード→←第十四話 館の主



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (6 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定キーワード:オリジナル , 魔女 , キャラ指定あり , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ストゥアート(プロフ) - 昔少女さん» コメントありがとうございます。更新頻度は遅いですが、楽しんでいただければ幸いです。これからもよろしくお願いします。 (10月22日 14時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
昔少女 - あなたの生み出す想像の世界を私も漂っています。 (9月17日 15時) (レス) id: f6820b1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ストゥアート(プロフ) - エリザさん» ありがとうございます。今週は期末試験期間なのでほとんど更新ができませんがこれからもよろしくお願いします。 (2016年7月25日 20時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
エリザ - 更新まっています(^_^)/~ (2016年7月25日 11時) (レス) id: fa956406d7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ストゥアート | 作成日時:2016年7月4日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。