第四十八話 小さな異変 ページ47
仕事があるというステファニーだけを先に帰し二人でお茶会を続ける
「ね？御子も思ったより怖くないでしょう？」
「うん。私もママみたいにまたステフと一緒にここに遊びに来るよ！」
「なら楽しみにしておくね。それにしてもスティフィーが焼いたケーキはすごく美味しかったわ。人間ってあんなものを作れるなんて面白いのね」
「確かに。人間って不思議、あ！そうだ！今度ステフに教えてもらって私がアミタの為にケーキを焼いてくるね！」
「わぁ、もっと楽しみだわ！楽しみがいっぱいありすぎて嬉しいわ」
「うん！・・・・・・！？」
「リッド？？どうしたの？」
突然固まり虚空を睨む親友を心配そうに見つめるアミエリタ
「・・・うんん、なんでもない。大丈夫。私もう帰るね」
「え？」
ケーキをお皿に戻したアストリッドの姿はアミエリタが瞬きをするとすでに消えていた
「どういうことなの？あなた達ちゃんと仕事はしているのよね？」
主の問いに無言で何かを伝える使者
「えぇわかっているわ。確かにそろそろ限界ね」
吹雪の中を数名の使者を連れ歩く
「あちこちでひび割れが起きている。何者かが攻撃をしているのは間違いないわね」
吹雪であるにもかかわらず新雪の地面には数多のひび割れができていた
地面に広がるひび割れを靴のつま先で僅かになぞる
ただそれだけの行為で数十メートルにおよぶひび割れは消える
「こんな作業を繰り返しても魔力の無駄か・・・もう少し様子を見るわ。天上に導かれし哀れな魂よ、ユーグスタクトの声を聞きなさい。ここは今なお襲撃を受けているわ。あなた達の全力をもって守り抜きなさい！神聖な場所への侵入を、絶対に許すな！！！！」
吹雪が一段と荒れ狂い漆黒の影を纏うモノが地面から次々と湧き出す
「絶対に、守ってみせるんだからっ！」
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ストゥアート(プロフ) - 昔少女さん» コメントありがとうございます。更新頻度は遅いですが、楽しんでいただければ幸いです。これからもよろしくお願いします。 (2017年10月22日 14時) (
レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
昔少女 - あなたの生み出す想像の世界を私も漂っています。 (2017年9月17日 15時) (レス) id: f6820b1fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ストゥアート(プロフ) - エリザさん» ありがとうございます。今週は期末試験期間なのでほとんど更新ができませんがこれからもよろしくお願いします。 (2016年7月25日 20時) (レス) id: df3bdd8f8f (このIDを非表示/違反報告)
エリザ - 更新まっています(^_^)/~ (2016年7月25日 11時) (レス) id: fa956406d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ストゥアート | 作成日時：2016年7月4日 21時
