尊きモノ 「銀魂 神威」

8 秘密 ページ10

神威は 神威自身がやるはずだった

神流への時間稼ぎを阿伏兎に任し、
いよいよ 誰もいない神流の部屋へ入る。


謝罪と言う言葉は神威の中にはない。

【何事にもとらわれず、前に進む】

ただコレだけだ。


中に入ると、荷物やら小物やら

資料がたくさんあったが、
とてもキレイに片付け片付けられている。

資料の中をのぞくと、
細かな文字でびっしり埋まっていた。


難しい事はよく分からないので、

スルーしておく。

次にクローゼット。

開けると 中には鞄や服などがあった。


他にも色々見たが
特に気になるものはなかった。

神威「……となると、残るはーーーー」



ーーベッドの下。


ベタでありきたりだから

恐らくは無いと思うけど、一応ら


○○本とか本当にあったらどうしよっかな。
そういう事が興味あった女とみていいかな。

一呼吸して ベッドの下をのぞき込む。


ーーーー……。

神威「あり、なんかある…」



え、ちょっと待ってよ。

ガチなの。○○本なの。
神流ってそういう子なの。

と言うか、こんなベタな所に置くの。

とっさに色んな感情が芽生えてきた。







でも、まだ決まったわけじゃ無い。
手を伸ばし、その「何か」をとってみる。




神威「ーーこれは……」

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