尊きモノ 「銀魂 神威」

34結末 ページ36

神威も、阿伏兎も闘っている。


そして 洸も...

私もーーー。









ーーーボスとの闘い 最終話ーーー



神流「この想い、受け取りやがれぇぇぇ！！」



神流はボスに向かっていった。

横には洸がいる。

もう迷わない、もう、弱音なんて はかない。



私には 護るべきモノがあるから...




ボスに強烈な一撃を加えていく。


夜兎の封印が解けたのか、
神流が加える一撃は強かった。




洸も相手に 攻撃を与えるすべもなく向かっていく。




ボス「...ついに本気を出したか、子兎よ




だが...」




ボスは神流の顔面に拳をぶち込んだ。

同時に洸も投げ出された。




ボス「ーーーそんな拳では俺は倒れないぞ


...来いよ、夜兎というモノ達」





神流「...そんな拳？ はっ...何を言ってんの」




顔面を殴られた神流は
そのままボスの腕をつかんだ。


洸も立ち上がる。



神流「私達の 魂がこもった拳、なめんなよ」




直後、神流はそのままボスを投げ飛ばした。


神流「うらあぁぁぁぁ！！！」




そして、
神威のいる方向に向かって叫んだ。









神流「団長ォォォ！！！」






神威は全てを悟り、神流に傘を投げ渡した。



傘を受け取り、そのままボスに向かっていく。




神流「これが、私達の力！！


くらえぇぇぇぇ！！！」




猛烈な速さと、神流の本気の瞳で、
あたりは一瞬静かになった。



ボスが目を見開く。
両方本気の覚悟だった。




ーーザンッッッッ！！



激しい爆風のようなモノが荒れ吹き、
互いが譲らないほどの力だった。




ーーーー
ーーーーーーーー


洸、神威、阿伏兎が見守る中、


砂煙から姿を現したのはただ一人......。









神流「終わったよ...全てーーー」





神流だったーーー。



闘いに疲れ切り、その場に倒れこむ神流。


洸が駆け寄っていった。









その際、神威はつぶやく。


神威「強くなったね。神流...」



阿伏兎「あれが、春雨の女の夜兎の力ってもんかね」


そして 阿伏兎も。





ボスは動かなくなっていた。


その部下達も、いつの間にか撤回していた。







孤星に光が差し込んでいく。









格別な、輝かしい光がーーー。

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