尊きモノ 「銀魂 神威」

プロローグ ページ2

ヤバイ。

今、非常にヤバイ状態にある。






ここは宇宙海賊春雨。

国家の軍隊に匹敵する力を持つ
「十二師団」を従える
宇宙最大のシンジゲートだ。



そして、この組織を骨から
支えてきたのが第七師団。



春雨きっての武闘派、
師団長の神威と、副団長の阿伏兎を
中心に動いている。


……で、

たった今船内を浮遊していたら
別の団員とぶつかってしまい、

謝ったのだが

なんか無駄にしつこくて、
なかなか通してくれないのだった。



Ａ「よお、ねーちゃん。
ぶつっかてごめん。これだけか？」


神流「……あのねえ、
さっきからいってるでしょ。通らせて」



Ａ「じゃあ、それ相当なもんを用意しろ」


神流「知らないっての。さっさとどけて」



すると、
もう一人の団員が口を開く。



Ｂ「おい、もしかしてお前。
第七師団の連中か？」


Ａ「え？第七師団っつたら、
確か団長は神威じゃなかったか？」



２人は一斉にこっちを向く。



神流「え、そだけど…」

私が言うやいなや、
２人は次々に喋りだした。



Ａ「やっぱり！
まじかよ、神威の手下か！」

Ｂ「噂じゃあ、
あいつのお気に入りらしいぜ？」

Ａ「こりゃーいいや、へへ！！」



なんか訳の分からない会話が始まった。

ちょーどいい。
このスキにさっさと行こう。

あばよ。どっかの団員よ！


体臭、意外にきつかったぞ。

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