第4話 ページ6
伊作side
夜中、寝床へ着こうと布団に潜り込んだ時
伊作「あーー！！！！」
薬草を出しっぱにしていたことを思い出して急いで医務室に向かう。あんな大声を出すなんて……留三郎が鍛錬をしに行っていて良かった。
廊下を歩いていると正門が騒がしいことに気がつき、少し警戒しつつも正門に近づく。
すると、女の子を抱えた利吉さんと、困ったような顔をして入門表を渡す小松田さんがいた。
そして、利吉さんが僕に気がつくと小松田さんを無視してこちらに突っ走ってきた。
えぇ！？何もしてないですよ！？？僕何かしましたか！？
利吉「伊作くん。この子の治療を頼みたい。一刻を争うんだ。頼む。」
そう言われ、先ほど抱えていた少女を見せてもらった。身体中が傷だらけで、雪のように冷たく、最悪の場合が頭をよぎったが、小刻みに息をしていることが分かり利吉さんを医務室へ案内する。
伊作「こちらへ！！」
小松田「利吉さーん！後で必ず入門表書いてもらいますからね！」
利吉「小松田くん！今は人命の危機もあるんだから！」
と軽く交わし、少女を医務室の布団に寝かせ、治療をしていく。
ほんのり暖かくしたタオルで冷えきった手を包み、少しずつ体温を戻すようにしていく。
あとほんの少し遅れていれば本当に危険な状態だっただろう。
そこからゆっくりと体温を戻している間に、見える限りの怪我を手当していく。
どこもかしこも痣や火傷の痕、引っかき傷など、個人で付けるには難しいようなものが数多くあった。
もしかして彼女は…………
利吉「そのまさかだ。任務の帰り際に彼女が倒れているのを見つけた。傷を見た限り、手を上げていることは間違いない。」
やはり最悪の予想は当たってしまった。利吉さんは顔を少し伏せ、眉間に皺を寄せていたが、立ち上がって扉を開ける。
利吉「ここは君に任せたよ。任務があるからそれじゃあね」
そう言って、険しい顔をした利吉さんが医務室を出ていった。
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スイちゃんのご友人のご友人 - ドゾッ【輸血】三c⌒っ.ω.)っ ｼｭｰｯ (2023年2月2日 1時) (
レス) @page8 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんの姉貴的存在のご友人 - 最高(^^ω)輸血パックをください、、、、、 (2023年1月20日 22時) (レス) @page50 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
Spring(プロフ) - 雅さん>>素敵なコメントありがとうございます！面白いと言っていただけて嬉しいです！綾部くんと食満先輩かっこいいですよね……！☺️❤これからも沢山出していきたいと考えていますのでどうぞこの作品をよろしくお願いします☺️ (2022年9月1日 21時) (レス) @page40 id: bb9c13b2cc (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 私の推しキャラは、綾部喜八郎君と食満留三郎先輩ですね…😅💓他の上級生のキャラも良い☺️✨👍いちばんの中では、綾部喜八郎君ですね…😭(泣き恥) (2022年9月1日 20時) (レス) id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。Springさんが作成した忍たまの小説、読んだら面白くて、見入ってしまいました(笑)続きが気になるぐらい😅 (2022年9月1日 20時) (レス) @page17 id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Spring | 作成日時：2022年8月30日 5時
