第21話 ページ23
Aside
色々と話をしているうちに、ご飯を食べ終え、先に食べ終わっていた留三郎くんは自分が食べ終わるまで待ってくれていたようだった。
申し訳ないと思いつつもお礼を言うと、優しく微笑んで「気にするな、さっき食べ終わったばかりだ」と頭を撫でてくれた。
5年生も既に食べ終えており、どうやら俺を気にかけてくれたみたいで、食べ終わるまで待っててくれていたらしい。お邪魔しましたと頭を下げて謝りつつ運んでいくと留三郎くんも一緒に着いてきてくれた。
留三郎「邪魔して悪かったな。助かったよ。」
兵助「いえ、お気になさらないでください。ちょうど空いていただけですので」
三郎「また一緒に食べようなAさん」
と言ってくれて少し安心しつつもはい!と返事すると、5年生全員が嬉しそうに微笑んでくれた。
優しい子たちだったなと安心して食器を片付けると、食堂のおばちゃんから声をかけられた。
食堂のおばちゃん「Aちゃん。あなた料理できるかしら……?」
『はい、一応料理は好きですのである程度のことは出来ますよ。』
食堂のおばちゃん「ほんと!?なら明日ちょっと手伝って欲しいことがあるんだけどいいかしら……明日ちょっと献立考えたくてねぇ、でも1人だと中々思いつかなくて……若い子の意見が欲しいのよ〜」
『はい!俺でよければ手伝いますよ!』
食堂のおばちゃん「助かるわぁ〜!ありがとう!明日お昼後にここに来てくれる?ここで待ってるから」
と言われ、頷いて食堂を出るようにする。
人に頼られるのは好きだし、料理もある程度はできるので力になれるのが嬉しい。そんな気持ちが顔に出ていたのか留三郎くんにめっちゃ見られた。
『そんなにじっくり見ちゃうほど変な顔してたかな……?』
留三郎「えぇ!?いやッ……そんな事ないぞ!?すまん」
と顔を赤くして目をそらす様にされ、少し不思議に思いつつも、一応念の為にと留三郎くんと共に医務室に向かうようにする。
留三郎「……(あんまりにも分かりやすくて可愛い反応していたから見てしまったとか、言えないな……)」
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スイちゃんのご友人のご友人 - ドゾッ【輸血】三c⌒っ.ω.)っ シューッ (2023年2月2日 1時) (レス) @page8 id: 5ad601e96f (このIDを非表示/違反報告)
スイちゃんの姉貴的存在のご友人 - 最高(^^ω)輸血パックをください、、、、、 (2023年1月20日 22時) (レス) @page50 id: b07dd8e215 (このIDを非表示/違反報告)
Spring(プロフ) - 雅さん>>素敵なコメントありがとうございます!面白いと言っていただけて嬉しいです!綾部くんと食満先輩かっこいいですよね……!☺️❤これからも沢山出していきたいと考えていますのでどうぞこの作品をよろしくお願いします☺️ (2022年9月1日 21時) (レス) @page40 id: bb9c13b2cc (このIDを非表示/違反報告)
雅 - 私の推しキャラは、綾部喜八郎君と食満留三郎先輩ですね…😅💓他の上級生のキャラも良い☺️✨👍いちばんの中では、綾部喜八郎君ですね…😭(泣き恥) (2022年9月1日 20時) (レス) id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
雅 - コメント失礼します。Springさんが作成した忍たまの小説、読んだら面白くて、見入ってしまいました(笑)続きが気になるぐらい😅 (2022年9月1日 20時) (レス) @page17 id: 3a6985dc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Spring | 作成日時:2022年8月30日 5時