死柄木弔の妹 season4【ヒロアカ】 (ページ26)

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「トレーニングの台所ランド。通称TDLだ。」

TDLはちょっとやばいんじゃ…

そう思ったけど、すぐにセメントス先生が地形を形成したから、それどころではなくなってしまった。

「ここは俺が考案した施設。生徒に合わせた地形や物を造形できる。」

たしかにコンクリート造だからセメントス先生にはうってつけの場所だ。

ヒーローとは事件、事件、天災、人災…あらゆるトラブルから人を助け出すのが仕事。

取得試験では当然その特性を見られることになる…か。

つまり私たちは“これさえあれば大丈夫”って技をつくるってわけか。

残りの夏休みは、それに専念するってことね。

「みんなドンパチやってるなぁ…」

私がみんなをしたから見ていると、エクストプラム先生が私に攻撃しようと飛んできているのが見えた。

私はそれに捕縛布を巻き付けて拘束。そして個性要望時に出していたけどまだ使えていなかった光線銃を構える。

「捕縛からの光線か…悪くないな。戦いにしては」

「必殺技ってなるとやっぱり難しいんですよね」

そもそも個性ぶっぱなされても怪我しないってのが私にとっての必殺なわけで。

「難しいですね」

「武器を増やすのもありだ。遠距離では捕縛布に光線銃と中々だが近距離は体術オンリーだからな…短刀やスタンガンなどもありだろう」

…なるほど、そうすることで、対応しやすくする…

「スタンガンなら、捕縛布に巻き付けて相手を狙うことも出来ますね…！」

コスチュームの変更も必要そうだな、なんて思いながら私は必殺技の考案にうつった。