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ホークスside
エイルちゃんが遅れてやってきたのを見て、思わず微笑みたくなるのをぐっと堪える。
いつどこでどうやって、俺を監視しているのか分からないためだった。
「それがなんだ？」
「いやね、知ってます？最近エラい勢いで伸びてんスよ」
俺の返答に、エイルちゃんが眉をひそめたのが見えた。
そう、君は俺を疑ってくれ。
そして、君なら必ず、俺の出す本当の意味に気がつくはずだから。
「昔の手記ですが、今を予見してるんです。限られた者のみに自由を与えれば、その皺寄せは与えられなかった者に行く、とかね〜」
エイルちゃんが俺を観察するように見つめてきた。
その目はさながら、敵を観察するヒーローの目で。
「時間無ければ、俺、マーカー引いといたんでそこ
エンデヴァーさんが俺をじっと見つめるのがわかった。
彼の意思こそわからない。彼が俺の出す意図に気がつくかどうかも。
でも彼女は、俺の出したその合図に、微かに気がついているようだった。
「異能解放軍の指導者、デストロが目指したのは、究極アレですよ！自己責任で解決する社会！時代にあってる」
「…へぇ？」
エイルちゃんが俺のことを見る目を少しだけ緩めた。
恐らくほとんどのことに気がついた。
俺が潜入をしていることに。
そしてそれに伴い、監視されていることに。
回りくどいことは自覚していた。でも、彼女なら気がつくと確信もしていた。
「そうなれば…エンデヴァーさん、俺達も暇になるでしょ？」
「…っ！！」
エイルちゃんが全てを察したような顔をした。
俺の全てに気がついたことが、この時確信できた。
「No.2が勧める本なら、是非とも読んでみたいですね」
「！」
彼女がそう言ってくるのは想定外だった。
エンデヴァーさんと同じように、マーカーを引いてある本を彼女に手渡す。
その時に、彼女は目だけで頷いていた。
…ほんと、頼もしい後輩を持ったよ。
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ゼロラク - 続き楽しみです (2022年5月1日 12時) (
レス) id: 3be08e9739 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 番外編の寮の部屋を見せる大会があるとか、轟くんの笑うために果物国会議員と水戸黄門とおくびょうなカーレッジくんとトムとジェリーのリクエストです (2022年3月19日 23時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 美紅さん» コメントありがとうございます。番外編のリクエストですね！ありがとうございます！！書かせていただきます！本当にありがとうございます！ (2022年3月13日 10時) (レス) id: 6f6e5985a0 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 合宿の時、ヴィラン連合に拉致された爆豪くんと夢主の救出に向かった留が仲間を加わり奪還編、留達の変装を着た オールマイトが勝った留と轟くんと再会した話です。 (2022年3月13日 2時) (レス) id: 2c9c8b9b13 (このIDを非表示/違反報告)
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