占ツクに宗教が出来上がったらしい(解体)

ぶつかり３(そのころ１３) ページ29

【視点:作者A】

そうして、私のホムペ「ある人気作者に言いたい事」は、作成間もなくhit数を伸ばし、コメ欄を伸ばした。

評価数は、既に２００票あまり。しかし、予想通り殿堂入りには程遠い。「賛否両論」だと一目で分かるものだった。

コメ欄は、様々。
内容に賛成するコメント。信者の反論コメ。こんなホムペをわざわざ作るのはどうかと思う、というコメ。思ったとおりの結果。

しかし、私は屈しない。
暴言を吐いたわけでも無い。てんしに理解してもらいたいと思ったことをよりてんしに伝わるように工夫した結果できたのが、このホムペ。

マナー違反はしていないし、もしもてんしが理解してくれるか、あるいは真正面から意見を見て、その上向き合ってくれるというなら、このホムペを消すことだってかまわない。

賛否両論のコメ欄は、既に覚悟済みのもの。

私はとにかくこれ以上、てんしが騒動を起こすのを見たくない。てんしの事は大嫌い、でも、てんしを陥れる事が目的ではない。

いつかは自滅する、とは思っていた。しかし、人気作者のメッキがはがれかけてきた結果が、騒動。

調子乗ってると痛い目に遭うという事、早く分かってほしい。

コメ欄では、例によっててんし信者が幾人かと争いを繰り広げている。私も、幾つかのコメに返信をしている。

＿＿それにしても、どうして信者は分かってくれないんだろう。『死ね死ね死ね死ね死ね』『作者Aは批判しか出来ないクズ』なんて書き込み、それって、てんしが悩んでいる中傷の言葉と同じだよ？

私はしつこく暴言を繰り返す「閲覧者A」とかいう問題ユーザーの名を凝視した。

こんな自分を最低だとは思うが、一言で言えば。

てんし信者の頭の弱さに、思わず苦笑してしまった。

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