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今、この寝息漂う会議室で目を覚ましているのは、シロエとマリ姉と私の3人。
部屋の隅に寄せたテーブルには、大きな皿が何枚も重ねられ、食べ残しもあるが、酔ってぶつかって部屋に巻散らかすようなものは全て片付けた。
会議室で雑魚寝をする仲間達に、ウールの毛布を掛けて回ったマリ姉は、腰に手を当てて伸ばすと私達に声をかける。
マリエール「こんなもんでええかな？」
シロエ「あ、はい。」
A『そうだね。』
どこかで小さく寝言のような声がする。
その声を笑いながら、私達はマリ姉に答える。
もちろんみんなを起こさないように声を潜めてだ。
マリエール「どする？
シロ坊達も寝る？」
シロエ「そんなに眠くはないんですけど……。」
A『私も。』
マリエール「ほうかー。」
マリ姉は私達に近づいてくると、まるで久しぶりに見たかのように表情をのぞき込む。
マリエール「んじゃ。
お茶でも煎れよか。
ここじゃなんやし、ギルマス部屋に行こ。」
マリ姉は私達を誘って会議室を後にする。
マリエール「ちょっとだけ待ってや。」
と囁いたマリ姉。
ひとつひとつの部屋を確認してゆくが、どの部屋にもご馳走をお腹いっぱいに食べたギルドメンバーが、ソファやクッション。
あるいは床の上で眠りについている。
☆★☆
2018.03.11
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ハカタ(プロフ) - 更新待ってます！本当に楽しかったですｗ (2018年11月25日 22時) (
レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
里夜(プロフ) - sakuraさん» sakuraさん:ありがとうございます。頑張ります！！ (2018年6月9日 12時) (レス) id: 197e7505f2 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 楽しく読ませていただきました これからも読ませていただきます 更新がんばってください (2018年6月8日 21時) (レス) id: f15ebf0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆乳ココア | 作成日時：2018年3月6日 16時
