Log158 アカツキside ページ12
私は一室に連れていかれた。
〈
ポプリや鏡台が飾られた部屋は、シンプルではあるが清潔感があってどことなく女性らしい。
その部屋の中で私は5人の女性に囲まれている。
ヘンリエッタ「さ、アカツキちゃん。
そろそろ覚悟の時間ですわ。」
アカツキ「拒否する。」
私は少し不機嫌そうに見えるほど生真面目な表情で伝え、視線を左右に走らせて逃げ場を探す。
完全に包囲されていてその隙は見あたらない。
ヘンリエッタ「そんなに怖がらないで、優しくしてさしあげますから。」
アカツキ「それは悪役の台詞だと自覚しろっ。」
女性達のリーダー格、明るい蜂蜜色の巻き毛が可愛らしい
しかし、その一歩の後退は、背後にいた長身の女性に抱きしめられる結果を招き寄せてしまった。
三日月同盟「小さくて可愛ゆいっ。」
アカツキ「小さいゆうな。
わたしの方が年上だ、多分っ。」
〈
女性が代表を務めるギルドというのは、なかなかに珍しい。
そのために〈
その中にはギルドの会計を取り仕切っているヘンリエッタ――この
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2018.03.10
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ハカタ(プロフ) - 更新待ってます!本当に楽しかったですw (2018年11月25日 22時) (レス) id: 05436ab3ab (このIDを非表示/違反報告)
里夜(プロフ) - sakuraさん» sakuraさん:ありがとうございます。頑張ります!! (2018年6月9日 12時) (レス) id: 197e7505f2 (このIDを非表示/違反報告)
sakura(プロフ) - 楽しく読ませていただきました これからも読ませていただきます 更新がんばってください (2018年6月8日 21時) (レス) id: f15ebf0ca9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:豆乳ココア | 作成日時:2018年3月6日 16時