女の子ってほんとに楽しい！ ページ11
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お菓子を並べて、ジュースを買って、布団をクッションがわりにして、それを皆の顔が見れるように丸くして。
これだけしたら、たとえ部屋が狭くても立派な女子会だ。
「…実は私、女子会って初めてなんですけれど…どういうことをするのが女子会なんでしょう？」
「女子が集まって、なんか食べながら話すのが女子会なんじゃないの？」
『そうそう、プラスで映画見たり写真撮ったりサプライズしたり』
えー、いいなー！と言う芦戸に、Aは“でも今できることやんなきゃ“と言う。
その言葉を受けて、葉隠は声を上げた。
「女子会といえば、恋バナでしょうが〜！！！」
「うわぁ、そうだ恋バナだ！！女子会っぽい！」
やっぱり葉隠ちゃん天才でしょ、Aが言うと、彼女はありがとうと笑う。
そんな2人以外の皆はそれぞれ全然違う反応をしていた。
「うわぁ〜」
「恋ねぇ」
ちょっぴり顔を赤らめる梅雨ちゃんとお茶子。
「あー、そういうノリか」
耳郎は戸惑って、拳藤は苦笑する。
「こ、恋！？そんな、結婚前ですのに…！！」
「その通りですわ。そもそも結婚というのは神の御前での約束で……」
戸惑いつつ満更でもなさそうな八百万、相変わらずのシスター味溢れ出る塩崎。
「鯉バナナ？」
「んーん」
首を傾げる柳、首を振る小大。大丈夫か。
「それじゃ、付き合ってる人いる人〜！……えっ、誰もいないの！？」
天才葉隠がくるりと見回しながらそう言って、数秒後。結局誰も手をあげることがなくて皆どこか残念そうな表情を浮かべる。
「中学の時は受験勉強でそれどころじゃなかったけど、雄英に入ったら入ったでそれどころじゃないもんなー」
『そう！そうなの！！全然時間ないもんねー』
ヒーロー科の授業は月曜から土曜までの週6日ぎっしり。普通科ならまだしもヒーロー科は普通科目に加えてヒーロー基礎学などの少し変わった教科、それら全ての宿題。そして何より演習があって、それの反省点などから自主練を行う。
時間なんてほとんどないのだ。
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なんなん(プロフ) - 野菜さん» ありがとうございます＞＜！！！ (2021年9月12日 22時) (
レス) id: dff1beac48 (このIDを非表示/違反報告)
野菜 - 主人公の段々強くなって行く姿が良い！！ (2021年9月12日 17時) (レス) id: 0ac70a73d6 (このIDを非表示/違反報告)
なんなん(プロフ) - みかんさん» ありがとうございます！！励みになります◎ (2021年9月9日 23時) (レス) id: 03513d5678 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 1、2、3と読ませて頂きました！お話がいい感じに原作に沿っていてめちゃくちゃ好きです…！！お話の更新毎回楽しみにしてます！ (2021年9月9日 16時) (レス) id: 113c0ba69b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんなん | 作成日時：2021年9月9日 16時
