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【番外編4】 ページ36






「Aー…っていぶくんと碓氷くんじゃん!
どうしたの?」

「おー菜々ちゃん。
Aちゃんのことナンパしてたよ。」

「あはは、何それ。
私のAにナンパしないでよねー!」




焼きそばを持った菜々が現れた。
爽くんといぶくんを交互に見ている。




「あ、焼きそばだ。美味しそう。」

「へへーいいでしょ。いぶくんも食べる?」

「いいの?もらうもらうー。」




菜々といぶくんが目の前でカップルみたいなやり取りをやり始めた。
なんか…2人ともこっち見てニヤニヤしてませんか…。




「あそこ空いてるから座ろうよ。」

「本当だ。ラッキー!」




2人が移動したから、とりあえず私と爽くんもついて行った。もはや空気になりつつあるけど…。
菜々といぶくんが隣同士で座ったから、私と爽くんは向かいに座る。




「あーっ箸一膳しかないや。
じゃあいぶくん、はいあーん。」

「わーい、いただきまーす。」




!?
棒読みで言ったと思ったら、箸で焼きそばを取っていぶくんのく、口元へ…あーん…。

チラリと爽くんの方を見たら、口を少し開けて間抜けな顔、私も多分そうだけど。
いやいやいや、なにこれ!?




「ん〜美味しい〜。」

「良かったー。」




2人が相変わらず棒読みでセリフを言って、ニヤリと私たちを見た。
どうすればいいの!?え!?
2人そんなことする人達だったっけ!?え、私が知らない間に付き合ってた!?

とか馬鹿らしいことを一人で考えてたら、隣でガタッと音がした。




「え、」




手を取られた。




驚いて顔を上げて、その手を取った人の顔を見る。




目は合わない。


菜々といぶくんの方を見て、少し怒ったような顔をしていた。



と、思ったら、こっちを見た。

優しい表情で。







「行こ。」






爽くんに手を取られて立ち上がり、人混みの中へと飲み込まれた。




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天才科学者(プロフ) - わ〜!キュンキュンしました!!!!(キュン)死ぬかと思いました(笑) (2020年1月23日 18時) (レス) id: 1019316ade (このIDを非表示/違反報告)
sun(プロフ) - あほの子さん» コメントありがとうございます!キュンキュンしてもらえたようで良かったです(^-^)!笑 (2018年8月23日 15時) (レス) id: 2b179db437 (このIDを非表示/違反報告)
あほの子 - 爽くんのほんわか雰囲気があってめっちゃ可愛かったです!!最近ネタ系を見てたのでキュン死くるかとおもいましたwすごく良かったです!!ぜひいぶくんと友達も付き合って欲しい......!!!すごく良かったです!完結おめでとうございます!!! (2018年8月23日 1時) (レス) id: 6cd14c445e (このIDを非表示/違反報告)
sun(プロフ) - 夜話さん» ありがとうございます!私も書いてる身としてそんな感じでした笑 嬉しいです(´ー`*) (2018年8月12日 21時) (レス) id: 2b179db437 (このIDを非表示/違反報告)
夜話 - 一人でニヤニヤしながら見ました。主人公のはずが三者視点から見てしまってました笑 面白かったです! (2018年8月12日 1時) (レス) id: 19f63be987 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sun | 作成日時:2018年3月18日 19時

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