【HQ】宮侑くんが嫉妬するお話。【宮侑】

嫉妬しない4 ページ4

その後のことはあんまり覚えてない。




「うん！勿論だよ！侑くんが好きな人かぁ〜やばいね、女の子が悲鳴をあげるね、」






「なんやのそれ、、俺だって好きなやつくらい作るわアホ！」





貼り付けた笑顔と、喉から出した声。


震えないように精一杯力を込めて。





一日の終わりを告げるチャイムが鳴って、一斉に皆が部活に向かう。



1日上の空過ぎて、なんっっっにも授業が見に入らなかった………！！！！




それもこれも、ぜんぶ、ぜんぶ、





「あつむくんの、せいだ……。」






不意に瞼が熱くなるのを感じた。




あ、やばい、泣く、これ絶対涙出る。





急いで教室を出て屋上に続く階段を駆け上がる。






「う、っ…ゔぅ〜………！！」







涙が溢れてきた。


よく一日泣かなかったな自分と思うほど、溢れて止まらない。









私は今日、好きな人に失恋したんだ、

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