【d!】その雑面、外してみよ【男主】

その雑面9 リリアside ページ11

・
・
・
元々は、こうなるなんて思わなかった

私は最初、バルテン国のスパイとして働いてた
今日も女王の我儘を聞きに行く＿＿＿

今回の件は女王が愛してやまない【女の子】が逃げ出し我々国にいるらしい。今回は偵察として紛れ込んだ訳だけど…

『よ、よろしゅーな？リリアさん』

何 だ こ の イ ケ メ ン 。

私が自己紹介した時明らかに皆さんが嫌がっていた。

まぁ当たり前だよね…無理やり来たし…
けどそんな中、A様。
彼だけが私に声をかけてくれたの！

雑面を被ってて顔は見えないけど溢り出る
イケメンオーラ！まさに青少年！！

一目惚れってこういう事を言うんだなぁ…
なんてしみじみに思った…

それからはもう引っ付きまくりました！！
一瞬でも、1秒でも彼に私の事を考えて欲しくて！

気付けば命令とされていた女の子なんて忘れてた。
…ま、いっか！裏切っちゃお☆(((
そもそもあの国あんま好きじゃなかったし…
私の恋を邪魔しないでね！

ーーー

そんなこんなでA様が訓練に行ってしまった。
完全に上手い具合に丸められたけど…

…というか、A様が居ないのならばこんなキャラ振る舞う必要ないよね？
うんうん、そうだよね(自己完結)

『…はっあ〜！！A様カッコよすぎー！！』

allｰri｢！？｣

『あ、勘違いしないでねお前らなんかに興味ないから。』

kn｢…ぶっ！！｣

いきなり笑いだしたコネシマ様。
…なんか様は嫌だから(失礼)コネシマでいいか。

kn｢お前wwおもろ過ぎるやろwww｣

何も面白くないんだけど？？

sha｢え、えぇっとあのキャラは…？｣

『あんなんA様にしかやらないわよ。』

zm｢っんふ…wんふふふっはっは！www｣

笑いに耐えきれなくなったゾム様が笑いだす。
だから何が面白いの？？

『と、とにかく！！私はA様に惚れたの！！皆にはそれを協力して欲しいわけ！！よろしく！』

ut｢えーAやなくてこっちこうへん？｣

『大事なモノなくなってもいいのなら』

ut｢ﾋｪｯ｣

gr｢ふはは！やはり面白いゾ！！いいぞ、協力してやる。ただし俺らにはあの猫被りな反応やめろ｣

『辞めるも何もA様が居なかったらやらんわ』

tn｢おもろいな｣

ht｢警戒はあんまりしなくてもいいかな｣

os｢本心っぽいめぅ〜｣

取り敢えず皆には信頼(？)得られたからいっか！
さっ〜て！A様！！見ててくださいね！！
絶対落としてみせますから！！！

その雑面10→←リリアちゃんのプロフィール

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す