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zmside
『うぉ"っ！？』
押されていた手を瞬時に掴んで俺の方に引っ張る。
勿論、2人揃って真っ逆さまや。
｢くはははwwwふーん！やってやったぜ！！｣
『お前！どうすんねん！！俺戻らんと！！！』
慌てて空気に逆らおうとするからこちらが無理矢理抑える。コイツ力強すぎん？
｢戻る戻るうっさいねん！誰が戻るって決めたん？｣
『誰も決めてへんけど…俺は死んでるんやし』
｢死んでるってなぁ、お前が死んでる事実は変えられんくても出来る事はあるやろ｣
例えば、俺と一緒に落ちるとかやな！
と、笑いかければAは驚いたように目を見開く。
やっぱ俺らには1人も欠けてはいけんのや。
『これについてはどうなるやろ…生き返るんかな』
｢えっ、…まぁ、大丈夫やろ！｣
根拠の無い大丈夫を繰り返し言い、どっちみちもう戻れへんやろ、と納得させる。
そんな事を言っている内にどんどん眠くなっていって、目を閉じる。
Aの声も聞こえなくなったから、多分俺だけじゃないんやろ。
もう上がらない瞼と一緒に意識は落ちた。
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???side
医療室にどさ、と何が落ちた音が聞こえた。
それに気付いた軍医の彼は慌てて音がした所による。
彼は音がした場所は緑の彼が寝ているベットの横で、スパイが命を狙いに来たのだと警戒して向かった。
カーテンを開けて、音がした方を睨むとそこには起き上がっている緑の彼と確かに焼かれた筈のAの姿があった。
Aの姿に化けて緑の彼を殺そうとしているか、と彼は考えAに銃を向ける。
｢動かないで、動いたら撃つよ｣
という言葉と共に。
それに緑の彼は慌てて庇う。
何かを説明しようとしているが慌て過ぎて一体何を言っているのかは分からない。
ずっと黙っていたAはにこやかな笑顔で撃ってくれと頼んだ。
緑の彼は顔を歪め、止めさせようとするが遅く、もうAに向かって発砲された。
…が、銃弾はAの体をすり抜け、奥のベットにめり込んでしまった。
それを見てあーあ、と呟き、彼はまた笑顔で言った。
『…俺、死んでるわ…けど、見えてるんやよな？』
そう、震えながら言った。
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Mさん - めっっっっちゃ感動しました!!(涙)主人公くん、幸せになって‥ (2022年12月26日 19時) (
レス) @page31 id: 4b18ae76aa (このIDを非表示/違反報告)
テクノ - いつの間にか目からアラル海が出てるんですけど！どうしてくれるんですか！ 訳：神作をありがとうございます (2021年3月7日 18時) (レス) id: 871bbdc739 (このIDを非表示/違反報告)
名無し78982号(プロフ) - 全部読み終わった頃には顔が涙でぐちゃぐちゃになってるんですけどっ！ほんとに、、神か？ (2020年10月17日 12時) (レス) id: 20d8d28ddf (このIDを非表示/違反報告)
そーさく。(プロフ) - 緋色 恋蝶さん» ありがとうございます！面白いと言ってもらえてとても嬉しいです！ (2020年4月7日 21時) (レス) id: f7907d91ea (このIDを非表示/違反報告)
そーさく。(プロフ) - エクレアさん» ありがとうございます！そう言って貰えると嬉しいです！ (2020年4月7日 21時) (レス) id: f7907d91ea (このIDを非表示/違反報告)
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