４３話 ゲームオーバー ページ11
死柄木「個性を消せる…素敵だけど、圧倒的力の前ではただの無個性」
脳無という怪物が先生の腕を折る
此奴を倒したら、先生は与謝野さんに治療して貰わないと
腕を崩されてるからな…ってあれ？
ヤバい、骨を折られたことを完全にスルーしとる←普段が物騒すぎる為
そう考えている間に、緑谷達３人が何かを話している
手を出さないといいけど…
そう考えていると、敦と龍が此方を見る
そして、敵に見られないように指文字を送った
A「(…恥と蟾？)」
恥と蟾…旧双黒の作戦コード
新双黒の場合は、龍が囮で敦が攻撃する
そして、ウチがトドメを刺すという感じだ
つまり、敵の意識を引いておけと？
物凄く気が進まないけど、今はそれでいいか…
了解の合図を送った時、死柄木が黒霧に話しかけた
死柄木「１３号はやったのか」
…あ、１３号のこと忘れてた←
２人も忘れていた様で『しまった』という顔をしている
黒霧「行動不能に出来たものの、生徒１名に逃げられました」
１３号、マジでごめん！
お詫びに与謝野さんの治療を…←
龍「…愚者め」
A「お前も忘れてただろ、ふざけんな」
ダメだ！シリアス展開が続かない！
…あ、これ一応ギャグ小説か←だからメタい！
死柄木は報告にガリガリと自身を掻いた
死柄木「はあー。黒霧、お前がワープゲートでなかったら粉々にしてたよ…」
その方がありがたかった←
掻くのをやめると、死柄木は呟く
死柄木「何十人のプロ相手じゃ敵わない。あーあ、今回はゲームオーバーだ。帰ろっか」
その言葉に反応したのは、さっきの３人だった
峰田「カエルっつったのか？」
蛙吹「そう聞こえたわ」
おい、『今回は』って何だ
また同じことを繰り返すつもりか？！
背を向けた死柄木が振り返る
死柄木「けどその前に、平和の象徴の矜恃を少しでも」
そして、勢いよく蛙水に手を伸ばした
死柄木「へし折って帰ろう！」
伸ばされる手に目を見開く蛙水
しかし次の瞬間、目を見開く意味が変わった
手を伸ばした死柄木の背後には、半透明の藍色の人影
そして…首元には赤い鎌が添えられていた
死柄木「これだから嫌なんだ、探偵社は」
忌々しげに言う死柄木とは正反対にウチは笑顔を浮かべる
A「夜叉時雨。敵を生徒及び教師に指一本触れさせないで」
ウチの命令に、兄さんの異能・夜叉時雨が静かに頷いた
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暴風夜 - 大好き、面白いです!この作品を作ってくれてありがとう!更新頑張ってください! (2022年2月7日 20時) (
レス) id: a11444e26e (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜桜(プロフ) - 本当ですか？！良かった…これからもよろしくお願いします！ (2022年1月8日 16時) (レス) id: 35abbb2f41 (このIDを非表示/違反報告)
ころと - リクエストした話、とても面白かったです。書いてくれてありがとうございました！ (2022年1月8日 16時) (レス) id: 47f6f1a6fd (このIDを非表示/違反報告)
夜叉夜桜(プロフ) - 裁判長ダゾさん» 返信遅れてごめんなさい…。ありがとうございます！頑張ります…(苦笑) (2022年1月8日 9時) (レス) id: 35abbb2f41 (このIDを非表示/違反報告)
裁判長ダゾ - めちゃくちゃ面白い。更新頑張ってください (2022年1月2日 13時) (レス) @page16 id: 21007faf11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜叉夜桜 | 作成日時：2021年10月28日 20時
