First！元暗殺者はボーダーに

２２時間目 空からの爆撃 ページ24

遊真「キトラ行っちまったぞ。どうすんだ？オサム」

修「…僕も現場に向かう」

遊真「おいおい、武器なしで戦う気か？またやられるぞ」

修「分かってる。学校の時みたいな無茶はしない。今回はＡ級の木虎がいる。ネイバーは木虎に任せる」

ネイバーは任せる？

A「ああ、街に行くってことなん？」

修「そうだ。武器がなくても、やれることはあるはずだ」

遊真「ふむ、それがいいな。よし、俺も手伝うか？」

修「いや…空閑は木虎に付いてくれ」

はえー、成程な
木虎も始めて見るネイバーやから、１人じゃ手に負えないかもしれんのか

修「木虎がもしやばそうだったら、バレない程度に手を貸してやってくれ」

遊真「え〜。本人が『自分でやる』って言ってんだから、放っておいてもいいんじゃないの？」

修「頼む」

修がそう言うと、遊真は溜息をついた

遊真「やれやれ、オサムは面倒見の鬼だな。Aもだけど、自分はすぐ無鉄砲に突撃する癖に」

修「ぐっ…」

A「んなこと言ってもなぁ…」

遊真「Aはどうするんだ？」

A「ウチも街に行くわ。街の人の救助は修に任せるで、ウチはあの爆撃の被害を少しでも抑える」

修「は！？そんなのどうやって…」

A「イルガーが落とした爆薬を空中で起爆させるだけや」←

修＆遊真「「！？」」

屋根使って跳んで、ナイフで飛ばすだけやん←
なんで２人とも絶句しとるん？←

修「いや、でも、Aならできるのか…？」

遊真「…無茶はするなよ。レプリカ」

レプリカ〈心得た〉

そう言うと、レプリカから二つの塊が分離した
そして、その一つがウチのところに来る

レプリカ〈持っていけ、オサム、A。私の分身だ。私を介して、ユーマとやりとりできる〉

律やん…完全に律やろ…

遊真「困った時は、すぐ呼べよ」

修＆A「「分かった」」

そう言って、修と遊真と別れて走り出した

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