6.青い ページ7
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屋上まで連れて来てくれたのは爆豪くんと同じクラスの切島くんと、上鳴くんと、瀬呂くんだという。
切島「んで、風谷はなんで爆豪に引きずられてたんだ？」
切島くんが可愛らしくコテンと首を傾げる。
『実はそれが……ンゴっ！！』
せっかく説明してあげようと思ったのに、爆豪くんが思いきり口を塞ぐ。
『何すん「何でもねぇよ！」
爆豪くんはそう言ってみんなをギロりと睨みつける。
瀬呂「んなこと言ったってよ、廊下で目ェつり上げながら女子引きずり回してたら心配にもなるわ」
やれやれ、と言った感じで瀬呂くんが爆豪くんを諭す。
すると眉間にシワを寄せながら何か考え込んでいた上鳴くんがハッとした顔をする。
上鳴「俺らに言えねぇことか。なるほどなぁ。ま、とりあえず邪魔者はおさらばってことで」
瀬呂くんは何かを察したようだが、切島くんはさっぱりと言う感じだ。
瀬呂「じゃあな爆豪。俺ら先に帰ってるわ」
「別にそんなんじゃねぇわ！」
切島くんは瀬呂くんの個性であるテープに巻かれて上鳴くんと共に屋上を後にした。
爆豪くんは何やらイラついているが、そんれじゃ話は進まない。
『爆豪くん』
「んだよ！」
いつもは60度に上がっているツリ目は今日は最高潮につりあがり、80度近くになっている。
ヒッという情けない声を漏らしながらも判明したことを精一杯身振り手振りで伝えようとする。
『その、未来について分かったことがあるの！』
「なんだ！？」
先程までつり上がっていた目を見開き、乗り気である。
『自分が最も愛する人に想いを伝える！』
「んなくだらねぇこと出来っかよ！」
自信満々に答えた私に爆豪くんは辛辣に答える。
ひでぇ奴だぜ。
『お母さんも私と同じ個性の持ち主で、お父さんの未来が“死”だったの。それで、ずっと恋していたお母さんに気持ちを伝えて一件落着ってなったらしい！』
「恋なんてしてねぇわ！」
爆豪くんはスラスラと私に罵倒を浴びせてくる。
『愛する人って言っても、家族とか友達もアリだよ！例えば上鳴くんとk「ねぇな」
ドンマイ、上鳴くん。
『とりあえず残り10ヶ月で愛する人に想いを伝えるの！』
「んなの無理だわ！」
『手伝ってあげるから！』
嫌だと文句を言う爆豪くんを宥めて明日から作戦を決行することになった。
波乱の予感しかしない。
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なつめ(プロフ) - クラさん» コメントありがとうございます！めっちゃうれしいです！ぜひ他作品もよろしくお願いします！！ (2020年1月1日 8時) (
レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
クラ - 才能の塊ですか…??? (2020年1月1日 3時) (レス) id: 29323fd56d (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - のまーんさん» コメントありがとうございます！！！ツボに刺さって良かったです！高評価もありがとうございます。これらもよろしくお願いします！！ (2019年9月14日 22時) (レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
のまーん(プロフ) - め、めっちゃ面白いです！最初の方の「いや、あるんかーい」がめっちゃ面白かっただ！他の作品も見てくる！ちなみに文句なしの高評価を押しました！お気に入りは…今からでござる！更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2019年9月14日 22時) (レス) id: 40246c291e (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - watanukiさん» うわわ！コメントありがとうございます！毎日更新頑張るので応援よろしくお願いします！！ (2019年9月7日 17時) (レス) id: dca3be50ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつめ x他1人 | 作成日時：2019年9月6日 17時
