青葉城西に無自覚系天然毒舌イケメンはいりました【男主】

#9 国見side ページ11

国見side



朝練がおわって教室に入ると今日はやけに
クラスメイトらが騒いでいた。


なんで、こいつらは朝からこんなにハイテンションでいれるのか俺には理解ができない。



国「ふぁあぁぁあ(あくび)」


つかれたな…




寝たい。

寝よう。




ササッと教科書などを引き出しに
入れたらすぐに机に突っ伏した。



？「はよー国見！今日も相変わらず無気力だな〜。朝練乙。」

この声は山田か。
山田というのは中学の時の同級生。



あれ、俺今誰に説明してんの。


国「逆にお前らがなんで朝からこんな騒げるのか聞きたい。今日は特に。」


山田「え、知らねーの？
今日転校生来るんだって！うちのクラスに！

美少女こねーかなぁぁぁ！」


国「は、転校生？きいてねー」


山田「おお、そうかそうか！
そういえばちょうど国見の隣の席空いてるな！！」


国「(バッ ) え、嘘でしょ。」


山田「あ、起きた。」


よくよく見たら、新しい机が置かれている。


最悪。絶対ここ来るじゃん。

しばらくうるさくなる上、寝れなくなるとは…



ていうかなんで今まで気づかなかったんだ。


国「チッ」

山田「怖いっす…国見さん」


そんな時、勢いよく黒板側のドアが開いた。


中「おはよ〜」

クラス「「「あざまーーす」」」


先生が来ると皆が急いで席に戻ると
なんとなく雰囲気がソワソワしている。

小声で
「キター！」
「男？！女？！」
「美少女こい！」
「イケメン！！」

という声が聴こえてくる。


小声で喋るならもっと小さく喋れよと思う。



中「皆知ってると思うけど今日は転校生が
くるから皆仲良くしてげてね。」

モブ男「せんせー！男子と女子どっちですかー？」

中「ひ・み・つ・♡！お楽しみよ。

そこで、今日の放課後に
誰か校内を案内して欲しいのだけれど
やってくれる人いる？あ、部活は関係なくね」



うわーめんどくさい。絶対やりたくないし。



モブ子「イケメンだったらやりたーい！」
モブ子2「私もー！！」

モブ男「女の子だったら俺やるうう！」
モブ男2「それは俺の役目だああ！！」


中「こうゆうことになるから、
その子がここへくる前に決めてるんでしょう？

はぁ。それだったら指名するわよ？








国見くん？よろしくね。」









は？？

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