第24話 ページ25
一次会でもジョングクにAちゃんの隣をとられ、二次会でもジョングクにAちゃんの隣を取られた。おい、チョン・ジョングクや。協力してくれると思ったらそういうわけじゃないのか！？くそぅ、さっきからAちゃんと何か話してるし。僕も話したいのに。ん、ジョングクと目が合った。なに？こっちに来い？やー、あいつ、ヒョンに向かって！行くけど！
「ジョングクどうしたの？」
「わ、ヒョンよくわかりましたね。僕トイレ行ってくるんで、ヌナの隣死守しといてください」
「え、うん。いってらっしゃい」
『ちょ、ジョングク！？』
お酒が入っているからか、ほんのり頬が赤いAちゃん。隣に座るとふんわりといい香りまでしてきた。女の子らしいほんのり甘い香り。もう！どこまで完璧なの！
『ソクジン先輩、お疲れじゃないですか？』
「ん？いやー、大丈夫だよ。それに明日休み貰ってるんだ。やっとゆっくり寝れる〜」
『ふふ。私も明日お休み貰っちゃいました。こういうのの後は休み貰って一旦リセットしないと仕事にならなくて』
「わかる！明日はゆっくり寝て、美味しいもの食べないと〜」
『ですね。寝て終わっちゃいそうですけど、明日はしょうがないですね』
カラオケの音なんて入ってこないぐらい、Aちゃんの声に集中する。あぁ、通常に戻るとこんな会話もなかなかできなくなるんだなぁ。
『ソクジン先輩とこうやって話す機会もなくなると思うと寂しいです』
「えっ！？」
『今度のビュッフェ以降も、ランチとかご一緒していただけますか？』
「もちろん！僕もAちゃんと喋る機会減っちゃうの残念だと思ってたから、そう言ってもらえると嬉しいよ。」
これは、自分で言うのもなんだけど、結構いい感じじゃない？
戻ってきたジョングクは僕の隣に腰掛け、つまらなさそうにみんながカラオケしているところを眺めてた。一次会でたくさん食べてたのに、ここでもジョングクのお腹にどんどん食べ物が消えていく。あ、あの子ちらちらジョングクのこと見てる。ん、あの子も…。数少ない班内の若手女性たちの視線を集めるジョングク。
「ん？なんですかヒョン」
「あ、いや。何でもない」
「僕のことそんなに見て、惚れないでくださいよ。僕、そっちの趣味はないので」
「やー！ヒョンだってないよ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あじぇ、RJ(プロフ) - ちみちゃんさん» ちみちゃんさん、コメントありがとうございます！もったいないお言葉までありがとうございます（TT）自己満足小説ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです！ (2020年6月23日 22時) (
レス) id: 4b5ad2c4f8 (このIDを非表示/違反報告)
ちみちゃん(プロフ) - 凄く素敵なお話ですね..!!続きも楽しみに待ってます(^^) (2020年6月23日 20時) (レス) id: cbbafdcd9d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あじぇ、RJ | 作成日時：2020年6月18日 8時
