そらるさんがいつも冷たいのでそらなーやめて他の歌い手さんのリスナーになってもいいですよね？【そらる】

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夢主side

コーヒーカップ。
３人ずつ？ぐらいで乗ってうらたさんと坂田と乗ったら、坂田はグルグルとスゴイ勢いで回し、うらたさんと私は死にかけた。

それから、
空中ブランコ？だっけ？それにも乗った。
なんか…落ちそうなんて思ったけど、案外楽しかった。

写真も撮った。

あまちゅとも、うらたさんとも。
坂田も、…ラマンとまーしぃとも。
チャンクロと、ろんさん、まふくんとも。
それにそらるさんとだって撮った。

だってこれで最後かもしれないんだよ？

明日には戻る。
そう考えるとなんだかんだ言ってる場合じゃない。

うらた「…」

坂田「うらさん？どしたん？」

うらた「…いや、なんでも」

私は、撮った写真をみて、溢れそうな涙を我慢した。

「さー！次、行こ！」

96猫「そやね！」

スマホをしまい、走り出した。


そらる「…」



本当は行きたくない。

皆んなと笑っていたい。

そらるさんとも仲直りがしたい。

…でももう決めちゃったものは仕方ない。

母さんに会える。

それでも一生に一度の友達かもしれない。

そう考えると

手放したくはない。

どうして行くなんて言っちゃったんだろう。

どうして…

どうして…

全部自分が悪いんだ。

そらるさんだってあの時、私を冷たく突き放した理由を正直に話してくれたじゃないか。

それなのに私はそれも無視して

勝手にリスナーやめるだの、

彼女やめるだの言って。

結局、全部自分が悪いんじゃんか。

そらるさんは何度も謝ってくれたじゃないか。

なのに、どうして私は…

あんな態度しか取れなかったんだろうか。

ろん「…Aさん？どうかした？」

「え？あーなんでもないの！」

ろん「そう？」

ろんさんっていう、新しい友達だって出来たばかりなのに。

それなのに。

私は手放そうとしている。

ただの馬鹿じゃないか。


私は顔を俯かせた。

そして隣から聞こえていた足音が止まった。

うらた「なぁ、A」

「…は、はい！？なんですか！？」

うらた「お前、なに無理してんの？
なんか悩み事でもあんの？」


違う、

違うんだ、うらたさん。

アナタ達と離れるのが怖いだけなんだ。

「何もないよ！
私に悩み事なんて出来たことないからね！」

うらた「…俺にはそうみえないけど」

天月「っ！((駄目、駄目…))」

あまちゅにも秘密にしてもらってるのにこんなところでバレたら意味ないじゃん。


「ホント！ホントだよ！」


坂田「ある癖に((ボソッ」




坂田が呟いた言葉は掻き消された。









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