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坂田side
僕は屋上に向かう時ずっと他の事を考えるようにして、屋上まで走って行った。
______キィィ…
屋上のドアを開ければ座っているうらさんの姿があった。
坂田「うらさ、ん…」
うらた「おっ、来た来た。坂田」
坂田「うらさん、授業出らんでええの?」
うらた「今は自習。
そらるさんは机に突っ伏して寝てるし、
俺暇だったからさw」
坂田「なんで僕なんよ」
うらた「お前、どうせ午後の授業とか疲れて寝てんだろ?ならいいかなって…
後、聞きたい事もあるしな」
坂田「聞きたい事?」
うらた「まぁ、座れよ」
僕はうらさんの横に三角座りをして座った。
坂田「______で、なに?聞きたい事って」
うらた「お前、初恋拗らせてるよな?」
坂田「っ…そ、そやね、それがどうかしたん?」
うらた「______お前、まさかとは思うけどさ、」
坂田「?なに??」
うらた「____花吐き病とかなってないよな?」
坂田「はな、は、き…びょう?」
うらた「花吐き病ってのは口から花を吐き出すようになるんだよ。
この症状は片想いを拗らせる奴がなる病気」
口から花を吐き出すようになる?
それじゃまるで_________
___________________僕の事やん…
うらた「坂田…?」
坂田「ゲホッゲホッゲホッゲホッ…ゲホッ」
うらた「坂田!?」
僕はまたさっきみたいに盛大に花弁をぶちまけた。
うらた「お前…まさ、か……」
あぁぁ…知られてしもたな……
坂田「ハァハァ…僕、…花吐き病かもしれへん…」
うらた「う、そ…だろ……」
坂田「気持ち悪いやろ?
口から花やなんて…」
うらた「違う…そうじゃない」
坂田「えっ?」
うらた「それだけ…
花吐くぐらい…Aちゃんの事好きなんだなって」
坂田「…こんなんいやや」
うらた「えっ?」
坂田「こんなんになるくらいやったら…
好きにならんほうがマシやった…」
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チェスト(プロフ) - 雨季さん» それはそらるさんのお話になってからのお楽しみです笑笑 (2018年12月20日 20時) (レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
雨季 - わぁ!凄かったです!謎の涙が出てきました()あの…1つ聞きたいんですけど、そらるさんとうらたんって誰に恋してたんでしょうか……もしかして(名前)ちゃん!? (2018年12月20日 20時) (レス) id: 1b1fd9e1b8 (このIDを非表示/違反報告)
チェスト(プロフ) - 杏玲さん» はいっ!! (2018年9月23日 10時) (レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
杏玲(プロフ) - チェストさん» *゚Д゚)*゚д゚)(*゚Д゚)オォォ...楽しみにしてます! (2018年9月23日 10時) (レス) id: f16d2085bf (このIDを非表示/違反報告)
チェスト(プロフ) - 杏玲さん» おぉ!?それはそらるさんのお話になってからのお楽しみって事で!!ライラックがアフラックw確かに似てるw (2018年9月23日 10時) (レス) id: 579d6c2eb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:チェスト | 作成日時:2018年9月14日 18時