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ym
「あっ!やま、それって今日まで?」
俺が腕に抱えている
今にも落ちそうな大量の資料と
レポートを見つめて叫ぶ君。
「あっ、うん。そうだよ?」
こういう時にもっと
<そうだよー笑笑もしかして終わってないの?>
とか
<手伝ってあげよっか?>
とか言えたら、いいのにな。
「やっべ!!!終わってない!!!!やま、サンキュ!!!!」
そう言い残して彼は
俺の頭を軽くポンポンと叩くと
風のように疾走して去っていった。
「かっこいいんだよなあ。」
呟いたらまた、裕翔くんが拾ってくれる気がして。
俺の恋に、気づいてくれる気がして。
俺の淡い期待は
12月のヒーターの風で
あっけなくかき消された。
この気持ちは伝えないと決めている。
言ったらひくに決まってる。
今の関係じゃ居られなくなる。
幼馴染。
それでいい。
キラキラ輝く君と
それだけの関係をもてることさえ、
こんな俺には、奇跡なんだから。
俺と会話を交わしてくれる人の中の
2人中、1人の存在。裕翔くん。
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作者名:晴。 | 作成日時:2018年9月8日 19時